投稿日: Oct 16, 2023

本日から、AWS Elastic Disaster Recovery (AWS DRS) で既存インスタンスへの復旧機能の一般提供が開始されたことをお知らせいたします。これを使用すると、新しい Amazon EC2 インスタンスを立ち上げる代わりに、元のインスタンスつまり事前定義済みの既存のインスタンスに復旧できます。

AWS DRS は、手頃な料金のストレージ、最小限のコンピューティング、ポイントインタイムリカバリを用いて、オンプレミスやクラウドベースのアプリケーションを迅速かつ確実に復旧することで、ダウンタイムやデータ損失を最小限に抑えます。これまでは、AWS DRS 使用時には新しいインスタンスを起動するか、またはオンプレミスで動作している場合は特定のマシンにフェイルバックすることで、ソースサーバーをターゲットのリージョンおよびアカウントに復旧、ドリル、またはフェイルバックできました。既存インスタンスへの復旧機能を使用することで、インスタンスに関連付けられている既存のメタデータとセキュリティパラメータを保持できるようになりました。

既存インスタンスへの復旧機能は、AWS DRS が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。 各リージョンで利用できるサービスの最新情報については、AWS リージョン別のサービス表をご覧ください。

AWS Elastic Disaster Recovery の詳細については、製品ページまたはドキュメントを参照してください。使用を開始するには、AWS Elastic Disaster Recovery コンソールにサインインしてください。