投稿日: Nov 20, 2023

Amazon Athena は、クエリで使用されるコンピューティングリソースに関するインサイトを提供する、新しい Amazon CloudWatch メトリクスをリリースしました。本日より、CloudWatch を使用して、プロビジョニングされたキャパシティのリソースの使用率を分析、グラフ化、監視できるようになりました。これにより、十分な情報に基づいてキャパシティを調整し、コストを最適化できます。また、クエリレベルのメトリクスを調べることもできます。このメトリクスには、データ処理ユニット (DPU) で測定された使用済みコンピューティングが含まれるようになり、実行する各クエリでどれだけの容量が使用されているかを把握できます。

プロビジョニングされたキャパシティは、Athena の機能の 1 つで、フルマネージド型の専用コンピューティングリソースで SQL クエリを固定料金で実行でき、長期契約は不要です。プロビジョニングされたキャパシティでは、予約した DPU とアカウントの有効時間に対してのみお支払いいただきます。今回のリリースでは、プロビジョニングされたキャパシティの使用状況を監視し、クエリごとに使用されたキャパシティを分析する場合に役立つデータが提供されます。

Provisioned Capacity は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (シンガポール)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム) といった AWS リージョンで利用できます。詳細については、Amazon Athena ユーザーガイドの「CloudWatch メトリクスによる Athena クエリのモニタリング」を参照してください。