投稿日: Nov 9, 2023

Amazon FSx for OpenZFS マルチ AZ ファイルシステムを、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (シドニー)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (香港) の 7 つの AWS リージョンで作成できるようになりました。また、欧州 (フランクフルト) とアジアパシフィック (シドニー) の新たな 2 つの AWS リージョンで Amazon FSx for OpenZFS シングル AZ 2 ファイルシステムを作成できるようになりました。

Amazon FSx for OpenZFS は、一般的な OpenZFS ファイルシステムを基盤とするフルマネージド型で費用対効果の高い共有ファイルストレージを提供するサービスです。ZFS を活用した豊富なデータ管理機能 (スナップショット、データのクローニング、圧縮など) や、ミリ秒未満のレイテンシーとマルチ GB/秒のスループットを実現するように設計されています。デプロイタイプにはシングル AZ (1 つの AZ に 1 台のファイルサーバーを配置) と、マルチ AZ (2 つの異なる AZ に 2 つのファイルサーバーとストレージボリュームを配置して自動レプリケーションとフェイルオーバーに対応) の 2 種類があります。また、シングル AZ のデプロイタイプの中でも、最新世代のシングル AZ 2 では、前世代 (シングル AZ 1) と比較してパフォーマンスのスケーラビリティが 2 倍になり、最近アクセスしたデータを自動的にキャッシュする高速 NVMe 読み取りキャッシュを利用できるため、メディア処理やレンダリング、金融分析、機械学習などの高性能な処理能力が求められるワークロードに適しています。本日より、上記の新たに追加された 7 つの AWS リージョンでマルチ AZ ファイルシステムを、上記の新たに追加された 2 つの AWS リージョンでシングル AZ 2 ファイルシステムを起動して使用できるようになります。

Amazon FSx for OpenZFS の詳細については、製品ページをご覧ください。また、利用可能なすべてのリージョンを確認するには、AWS リージョン表をご参照ください。