投稿日: Jan 16, 2024

AWS Transfer FamilySFTP コネクタに静的 IP アドレスを提供するようになりました。これにより、IP 許可リスト制御によって保護されたリモート SFTP サーバーとの接続が可能になりました。この機能強化により、既知の IP アドレスからのインバウンド接続のみを受け入れる外部のビジネスパートナーと確実かつシームレスにファイルを送受信できるようになりました。 

SFTP コネクタは、リモート SFTP サーバーと Amazon S3 の間でファイルを大規模にコピーするためのフルマネージド型のローコード機能を提供します。これまで、コネクタには作成時に静的 IP アドレスが割り当てられていなかったため、アクセス用に IP アドレスを許可リストに追加する必要があるリモート SFTP サーバーには接続できませんでした。本日のリリースにより、コネクタには静的 IP アドレスが自動的に割り当てられ、そのアドレスはコネクタの存続期間中は変更されません。この IP アドレスをリモートサーバーの IP 許可リストに追加することで、コネクタによるアクセスを有効にできます。アカウント内のコネクタに関連付けられている IP アドレスは、AWS Transfer Family コンソールのコネクタの詳細ページに移動するか、DescribeConnector の API/CLI/CDK コマンドを使用して確認できます。

SFTP コネクタの静的 IP アドレスは、AWS Transfer Family が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。詳細については、AWS Transfer Family のドキュメントをご覧ください。