投稿日: Apr 3, 2024

Amazon CloudWatch では、アカウント間で共有されるメトリクスの異常検出がサポートされるようになりました。CloudWatch 異常検出では、CloudWatch のクロスアカウントオブザーバビリティを通じて、単一のモニタリングアカウントから複数のアカウントにわたるメトリクス動作の予期しない変化を追跡できるようになりました。

CloudWatch 異常検出は、システムまたはアプリケーションのメトリクスを継続的に追跡し、通常のベースラインを決定し、過去の動作に基づいて自動的に異常を検出します。CloudWatch クロスアカウントにより、お客様は一元的なモニタリングアカウントを使用して、複数のソースアカウントでメトリクスを共有できます。クロスアカウント異常検出により、複数のアカウントにアプリケーションをデプロイするサービスオーナーは、統合されたモニタリングアカウント内の 1 か所からリソースのパフォーマンスを追跡し、異常な動作についてアラームを送信できるようになりました。

クロスアカウントメトリクスの異常検出は、すべての商用 AWS リージョンで利用できます。

使用を開始するには、CloudWatch クロスアカウントオブザーバビリティが設定されたモニタリングアカウントにログインし、メトリクスまたはアラームリストに移動します。クロスアカウントメトリクスをグラフ化するとき、またはメトリクスに対してアラームを作成するときに、クロスアカウントメトリクスに対する異常検出を適用することを選択できるようになりました。クロスアカウントメトリクスの異常検出には、異常検出アラームの標準料金が適用されます。詳細については、CloudWatch 異常検出のドキュメント料金ページをご覧ください。