投稿日: Apr 3, 2024

AWS Transfer Family の SFTP コネクタ用の事前定義済みセキュリティポリシーにより、リモート SFTP サーバーとの接続を確立するために使用される暗号化アルゴリズムを柔軟に制御できるようになり、幅広いリモートサーバー設定との互換性が得られます。

SFTP コネクタは、リモート SFTP サーバーと Amazon S3 の間でファイルを大規模にコピーするためのフルマネージド型のローコード機能を提供します。SFTP コネクタの事前定義済みセキュリティポリシーにより、リモート SFTP サーバーとの接続をネゴシエートする際にコネクタによって使用される SSH 暗号化アルゴリズムのセットを選択できます。デフォルトでは、最も安全なアルゴリズムのサポートに限定されたセキュリティポリシーがコネクタで選択されます。本日のリリースでは、デフォルトポリシーのアルゴリズムと重複するものを提供しないサーバーとの互換性のために、より幅広いアルゴリズムをサポートする代替ポリシーを選択することもできます。コネクタがリモートサーバーへの接続を試みると、選択したポリシーで指定されたアルゴリズムのみが接続のネゴシエーションに使用されます。

SFTP コネクタの事前定義済みのセキュリティポリシーは、AWS Transfer Family が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。コネクタの事前定義済みセキュリティポリシーの詳細については、ドキュメントをご覧ください。