Amazon OpenSearch Service がクロスクラスターアラートモニターをリリース

投稿日: 2024年5月21日

Amazon OpenSearch Service のアラートプラグインがクロスクラスターモニタリングをサポートするようになったため、一元化された場所から複数の OpenSearch クラスターのデータをクエリできるモニターを作成できるようになりました。この機能はクロスクラスター検索を基盤として構築されているため、環境内の各クラスターで冗長なアラートモニターを再作成する必要がなくなります。クロスクラスターモニタリングでは、監視するリモートインデックスを定義します。その後、アラートプラグインがクエリを実行し、スケジュールされた各実行中に結果を処理します。さらに、クラスターメトリックスモニターを使用して、クラスターの健全性CAT インデックスなどの一般的な API からの応答に基づいてアラートを受け取ることができます。

クロスクラスターモニタリングにより、さまざまな強力なユースケースが可能になります。ライブデータと履歴データを別々のクラスターにするなど、複数のクラスターにデータが分離されているアプリケーションを監視できるようになります。アベイラビリティーゾーンやリージョンにまたがる分散クラスターアーキテクチャを採用している組織は、アプリケーションのフットプリント全体に影響を及ぼす問題を一元的に把握できます。クロスクラスターモニタリングでは、アプリケーションデータを保存しないが、データクラスターに対してモニターを実行できる専用のモニタリングクラスターを設定することもできます。

OpenSearch 2.13 へのアップグレードについての詳細は、ドキュメントをご覧ください。OpenSearch 2.13 は、Amazon OpenSearch Service が利用可能な世界中のすべての AWS リージョンで利用できるようになりました。

Amazon OpenSearch Service の詳細については、製品ページを参照してください。