AWS が Amazon VPC ピアリングの請求を簡素化
投稿日:
2025年4月11日
本日より、請求書に新しい使用タイプが追加され、同じ AWS リージョン内におけるアベイラビリティーゾーン (AZ) 間の VPC ピアリングの使用量を把握しやすくなりました。この変更により、料金に影響することなく、VPC ピアリングのコストを簡単に把握できるようになり、コスト、パフォーマンス、管理のしやすさに基づいて適切なアーキテクチャを選択できるようになります。
VPC ピアリングは Amazon VPC の機能の 1 つで、これを使用することで 2 つの VPC 間でネットワーク接続を確立し、プライベート IPv4 または IPv6 アドレスを使用して 2 つの VPC 間でトラフィックをルーティングできるようになります。これまで、VPC ピアリングの使用量は、リージョン内のデータ転送使用量として報告されていたため、お客様が VPC ピアリングの使用量や料金を把握することは困難でした。今回のリリースにより、お客様は Cost Explorer またはコストと使用状況レポートで、新しい使用タイプ「Region_Name-VpcPeering-In/Out-Bytes」を参照して VPC ピアリングの使用量を確認できるようになりました。この変更は自動的に適用されるため、お客様は既存の VPC ピアリング接続を何も変更する必要がありません。
VPC ピアリング接続で転送されるデータの料金に変更はありません。これらの変更は、すべての AWS 商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンに適用されます。