Oracle Database@AWS の一般提供の発表、ネットワーク機能の拡張

投稿日: 2025年7月8日

本日、Oracle Database@AWS の一般提供を発表するにあたり、Oracle Database@AWS を使用してエンタープライズアプリケーションとサービスを簡単に構築できる新しい AWS ネットワーク機能を複数リリースします。今回のリリースにより、Oracle Database@AWS (ODB) ネットワークを VPC およびオンプレミスのネットワークにシームレスに接続できるようになり、ODB ネットワークから AWS のサービスにネイティブかつ安全にアクセスできるようになります。

まず、ODB ネットワーク内の Oracle Exadata データベースワークロードを VPC やオンプレミスのネットワーク内のアプリケーションに簡単に接続するには、AWS Transit Gateway (大規模な接続を簡素化するサービス)、AWS Cloud WAN (グローバルネットワークに接続するためのサービス)、Amazon VPC Lattice (安全なサービス間接続を実現するためのサービス) との統合を利用して、最小限のネットワーク変更でハイブリッドネットワーク接続を簡素化します。次に、データベースのバックアップを S3 バケットにパブリッシュするには、Amazon VPC Lattice を利用して ODB ネットワークと AWS のサービス間をネイティブに接続することにより、ODB ネットワークから Amazon S3 にプライベートかつ安全にアクセスできるようにします。最後に、Oracle Exadata データベースとアプリケーションを異なる AWS アカウントで立ち上げてピアリング接続し、低レイテンシーの接続を実現することで、強固なセキュリティとリソースの分離を維持するには、複数のアカウント間でピアリング接続するために AWS RAM 統合を使用します。こうした統合により、AWS 内の専用 Exadata インフラストラクチャ上の Oracle Exadata Database Service と Oracle Autonomous Database の本番ワークロードを移行して実行できます。

Oracle Database@AWS のネットワーク機能は、米国東部 (バージニア北部) および米国西部 (オレゴン) の AWS リージョンで利用できます。利用を開始するには、AWS マネジメントコンソールを使用して Oracle Database@AWS リソースをプロビジョニングおよび管理できます。ネットワーク機能の詳細については、ブログドキュメントを参照してください。料金は、統合機能ごとに異なる場合があるため、各製品ページをご覧ください。