統合されたスケーリング

AWS Auto Scaling を使用すると、1 つの統合されたインターフェイスからアプリケーションを強化するすべてのスケーラブルなリソースの自動スケーリングを構成することができます。以下のリソースがあります。

  • Amazon EC2: Amazon EC2 Auto Scaling グループ内で Amazon EC2 インスタンスを起動または終了します。詳細はこちら
  • Amazon EC2 スポットフリート: Amazon EC2 スポットフリートのインスタンスを起動または終了します。あるいは、料金やキャパシティーが原因で中断されているインスタンスを自動的に置き換えます。詳細はこちら
  • Amazon ECS: 負荷の変動に合わせて ECS サービスの必要数を調整します。詳細はこちら
  • Amazon DynamoDB: DynamoDB テーブルまたはグローバルセカンダリインデックスで、プロビジョニングされている読み込みおよび書き込みキャパシティーを増やせるため、スロットリングなしでトラフィックの急激な増加に対応できます。詳細はこちら
  • Amazon Aurora: Aurora DB クラスターにプロビジョニングされている Aurora リードレプリカの数を動的に調整し、アクティブな接続やワークロードの急激な増加に対応します。詳細はこちら

リソースの自動検出

AWS Auto Scaling は環境をスキャンし、アプリケーションで使われているスケーラブルなクラウドリソースを自動的に検出するため、これらのリソースを各サービスインターフェイスからひとつひとつ手作業で確認する必要がありません。

組み込みスケーリング戦略

AWS Auto Scaling では、あらかじめ定義されている 3 つの最適化戦略の 1 つを選択できます。これら 3 つはそれぞれ、パフォーマンスの最適化、コストの最適化、双方のバランスを考えて作られています。必要に応じて、目標リソース使用率を自分で設定することもできます。AWS Auto Scaling は選択されたスケーリング戦略を使い、リソースごとに適切なスケーリングポリシーを作成します。

予測スケーリング

予測スケーリングでは、定期的なスパイクなどの今後のトラフィックを予想し、予想される変動に先立って適切な数の EC2 インスタンスをプロビジョニングします。予測スケーリングでは、機械学習アルゴリズムによって毎日および毎週の変動パターンが検出され、予測が自動的に調整されます。Auto Scaling のパラメータを長期的に手動で調整する必要がなく、Auto Scaling の設定や使用がさらにシンプルになります。予測スケーリング機能によって Auto Scaling が強化されたことで、キャパシティーをさらに高速、シンプル、正確にプロビジョニングできるようになりました。これはコスト削減とアプリケーション応答性の向上に役立ちます。詳細 >>

完全マネージド型

AWS Auto Scaling は、スケーリングプランに含まれるすべてのリソースにターゲット追跡スケーリングポリシーを自動的に作成し、選択されているスケーリング戦略を使って各メトリクスのターゲット値を設定します。また、利用している各リソースのスケーリング調整をトリガーする Amazon CloudWatch アラームも作成および管理します。

スマートスケーリングポリシー

AWS Auto Scaling は適切なスケーリング調整を継続的に計算し、メトリクスでターゲット値を維持するために必要なキャパシティーをすぐに追加および削除します。AWS ターゲット追跡スケーリングポリシーは自己最適化型のため、実際の負荷パターンを学習してリソースキャパシティーの変動を最小限に抑えます。これにより、よりスムーズでスマートなスケーリングが可能になり、実際に必要なリソース分の支払いだけで済みます。

AWS Auto Scaling の料金の詳細

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