Amazon Web Services ブログ

【開催報告&資料公開】 流通小売・消費財・EC 企業向け:クラウドと生成AI によるオペレーション改革

流通・小売・消費財業界に関わられている方々を主な対象として、2024年10月24日に「流通・小売・消費財業界向け:クラウドと生成 AI によるオペレーション改革」のオンラインセミナーを開催しました。ご参加いただきました皆さまには、この場を借りて御礼申し上げます。本ブログでは、その内容を簡単にご紹介します。

詳細解説:ガバメントクラウド VPCエンドポイント構成編

詳細解説:ガバメントクラウド VPC エンドポイント構成編

ガバメントクラウドでの業務システム構築を支援する中でよくご質問をいただく項目については、ガバメントクラウド活用のヒント『見積もりで注意すべきポイント』をはじめとする「ガバメントクラウド活用のヒント」シリーズをご覧ください。 またその中でも、コスト最適化については気になる方が多いかと思います。 詳細解説:ガバメントクラウド名前解決編にもある通り、複数の AWS アカウントに存在するリソースを 1 つの AWS アカウントへ集約すると、コストが下がるケースがあるため、リソース集約の検討をお勧めします。 本ブログは、VPC エンドポイントの構成に関して深堀していきます。ガバメントクラウド特有の制限ではなく、オンプレミスと AWS 環境をハイブリッドに構成するネットワーク設計では一般的な内容です。ぜひご検討の際に参考にしていただければと思います。

Amazon EKS ワークロードの公平な帯域幅割り当ての確保

Independent Service Vendor (ISV) のユーザーは、コストと運用管理を削減するために、マルチテナントアーキテクチャでエンドユーザーソリューションをホストすることが多くあります。しかし、このアプローチでは、Kubernetes クラスターでリソース枯渇やネットワーク帯域の枯渇の問題が発生し、隣接するワークロードに影響を与える可能性があります。この記事では、Amazon VPC CNI プラグインを使用して pod の入力と出力の帯域幅使用を制限することでネットワーク帯域の枯渇を防ぎ、ネットワークの安定性と QoS を確保する方法を示します。

Protective DNS サービスを活用した AWS ワークロードのセキュリティ強化

このブログでは、Protective DNS (PDNS) サービスを活用して AWS ワークロードのセキュリティを強化する方法を解説しています。PDNS がDNS 要求を分析し、ルールに基づいて応答を制御することで、ネットワークの基礎レベルからセキュリティを強化できることを説明します。また、AWS サービスとサードパーティの PDNS を組み合わせた具体的な実装例を紹介し、セキュリティ強化の実現方法を紹介します。

APT29 によって悪用されたインターネットドメインを Amazon が特定

このブログは、ロシアの対外諜報機関 SVR に関係する APT29 による政府機関、企業、軍関係者などへの大規模フィッシング攻撃を説明しています。AWS になりすましたドメインを使い、標的の Windows 認証情報を狙う手口でした。Amazon がなりすまし行為を阻止し、ウクライナ CERT-UA がアドバイザリを発行するなど、機関連携による被害防止努力の紹介です。

社内に導入した生成 AI ツールの利用率伸び悩みを打破する : 先行事例に学ぶ 4 つのユースケース

生成 AI の導入は売上高 500 億円、従業員 1,000 名超の大企業では 7~9 割に達し、フェーズが「導入後」へ移行してきている企業も多いと推察します。
導入後の主な課題の一つが、「導入した生成 AI ツールが使われない」ことで、チャットツールに代表される生成 AI を誰もが利用できるインフラ基盤の利用率は、導入後 3 割、以後数か月で 1~2 割に落ち込む傾向があります。
本記事では、AWS の公開する生成 AI 事例より利用者数の向上に顕著な効果が見られるユースケースを 4 つご紹介します。ぜひ、課題解決に、社内での生成 AI 利用促進に役立てていただければ幸いです!

Enel が Amazon Bedrock を活用してスタッフの生産性を向上

Enel は、32 か国に拠点を置き、82 GW の発電容量を持つ大手総合電力会社です。また同社は、7,600 万人の顧客に対して広大な送配電網を提供し、4,650 万台のスマートメーターを管理する大手送電網事業者としても極めて重要な役割を果たしています。Enel は 2014 年以来、Amazon Web Services (AWS) を使用した生成 AI の導入を促進する強力な社内ノウハウを開発することにより、人工知能 (AI) に多額の投資を行ってきました。この技術の進歩により、以前は手動で実行されていたタスクをシームレスに自動化することが可能になりました。

Llama 3.x モデルのファインチューニングを Amazon SageMaker Pipelines の新しいビジュアルデザイナーで自動化する

Amazon SageMaker Pipelines のビジュアルデザイナーを使用して、生成AIモデルのトレーニング、ファインチューニング、評価、登録、デプロイを行うエンドツーエンドのワークフローを作成できるようになりました。SageMaker Pipelines は、基盤モデルの運用 (FMOps) のために特別に構築されたサーバーレスワークフロー オーケストレーションサービスです。専門的なワークフローフレームワークを学ぶ必要なく、モデル開発やノートブックの大規模実行を自動化し、プロトタイプから本番環境までの生成 AI ジャーニーを加速します。データサイエンティストや機械学習 (ML) エンジニアは、大規模言語モデル (LLM) の継続的なファインチューニングやスケジュールされたノートブックジョブワークフローなどのタスクにパイプラインを使用できます。パイプラインは、数万のワークフローを並列で実行するようにスケールアップし、ワークロードに応じて自動的にスケールダウンします。