AWS でのプロジェクト

進化するボット

.NET と AWS Toolkit for Visual Studio を使用

モジュール 2: AWS Lambda のコードフックを作成する

このモジュールでは、Lex Bot でコードフックとして使用される Lambda 関数を作成・設定します。

概要

このモジュールでは、Lex Bot が Lex のインテント設定で初期化、検証、フルフィルメントを実行するために使用するコードフックとして Lambda 関数を作成・設定します。4 つのオプションからいずれかを選択して、.NET Lambda 関数を作成できます。

 所要時間

20 分

 使用するサービス

AWS Lambda

実装手順

以下に示すステップごとの手順に従い、Lex 用の Lambda 関数を作成します。各ステップの番号をクリックして、セクションを展開します。

  • チャットボットについては、AWS Toolkit を使用して Visual Studio の内部に Lambda 関数を作成・アップロードする必要があります。


    a.Visual Studio の内部にアクセスするには、[File] > [New] > [Project] の順にクリックします。
    b.次の画面で、[Other Languages] > [Visual C#] > [AWS Lambda] の順にクリックし、[AWS Lambda Project (.NET Core)] プロジェクトテンプレートを選択します。以下のスクリーンショット (1 枚目) を参照します。
    c.次のページで、Order Flowers 設計図を選択します。以下のスクリーンショット (2 枚目) を参照します。
    d.プロジェクトを作成したら、Solution Explore でプロジェクトを右クリックし、[Publish to AWS Lambda] をクリックします。
    e.関数名を入力し、[Next] をクリックします。
    f.次のページで、既存のロールか、AWS 管理ポリシーに基づいて [New Role] で [AWS LambdaFullAccess] を選択します。
    g. [Upload] をクリックし、コンソールにサインインしてアップロードしたテスト用の関数を開きます。

    AWS Lambda Project テンプレートを選択する

    AWS Lambda Project テンプレートを選択する

    Lex Bot 設計図

    Order Flowers 設計図を選択する

  • a.右隅の [Test] ボタンをクリックして関数をテストします。
    b.[Configure Test Event] モジュールが開き、以下のように表示されます。
    c.[Test Order Flowers] テンプレートを選択します (デフォルトで選択されていなかった場合)。
    d.テストイベント用の名前を作成します。
    e.[Create] をクリックします
    f.[Test] をクリックし、Lambda が正常に実行されているかを確認します。

    テストイベントを設定する
  • a.AWS マネジメントコンソールで [Serivces] を選択し、検索バーを使用して「Amazon Lex」と入力します。
    b.Amazon Lex に入ったら、ボットの名前をクリックします。ボットページを開いたら、上部にある [Edit] を必ずクリックします。その後、[Lambda Initialization and Validation] の [Initialization and Validation Code Hook] チェックボックスをオンにします。次に、ドロップダウンからこのモジュールで作成した ‘Lambda’ を選択します。
    c.[Fulfillment] で、[AWS Lambda Function] を選択し、ドロップダウンからこのモジュールで作成した ‘Lambda’ を再度選択します。
    d.必ずボットを構築し、発行します (該当ボタンは上部にあります)。その後ローカルでコードを実行して、ボットが動作しているかどうかを確認できます。

次に、アプリケーションが認証情報を一式受け取るようにします。