Amazon Lightsail で WordPress インスタンスを起動して設定する
チュートリアル
概要
Amazon Lightsail は AWS を利用し始めるのに最も簡単な方法の 1 つです。仮想サーバー、ストレージ、データベース、ネットワークに加えて、費用対効果の高い月次プランを利用できます。
このチュートリアルでは、Lightsail で WordPress インスタンスを起動して設定する方法を説明します。チュートリアルには、SSH を使用してインスタンスに接続し、WordPress ウェブサイトにサインインし、静的 IP を作成してインスタンスに接続し、DNS ゾーンを作成してインスタンスにマッピングする手順が含まれます。
このチュートリアルが終了すると、Amazon Lightsail で WordPress ウェブサイトを起動して実行するための基礎が習得できていることでしょう。
AWS エクスペリエンス
初心者
所要時間
10 分
完了までのコスト
無料利用枠の対象
必要なもの
- AWS アカウント
- 推奨ブラウザ: Chrome または Firefox の最新バージョン
[**] 過去 24 時間以内に作成されたアカウントは、このチュートリアルに必要なサービスへのアクセス権限がまだ付与されていない可能性があります。
最終更新日
2022 年 8 月 4 日
ステップ 1: Amazon Lightsail アカウントを作成する
a. このチュートリアルは無料利用枠の対象です。
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ステップ 2: Lightsail で WordPress インスタンスを作成する
a.Lightsail コンソールにサインインします。
c.AWS リージョンとアベイラビリティーゾーンが選択されます。別の場所にインスタンスを作成する場合は、[AWS リージョンとアベイラビリティーゾーンの変更] を選択します。
- プラットフォームでは [Linux/Unix] を選択します。
- ブループリントとして [WordPress] を選択します。
- インスタンス名は、Lightsail アカウントの各 AWS リージョン内で一意である必要があります。
- 2~255 文字を含めてください。
- 英数字または数字で開始および終了してください。
- 英数字、数字、ピリオド、ダッシュ、アンダーバーを含めることができます。
ステップ 3: SSH 経由でインスタンスに接続し、WordPress ウェブサイトのパスワードを取得する
WordPress ウェブサイトの管理ダッシュボードにサインインするためのデフォルトのパスワードは、インスタンスに保存されます。
以下の手順を実行して、Lightsail コンソールでブラウザベースの SSH クライアントを使用してインスタンスに接続し、管理ダッシュボード用のパスワードを取得します。
注: 詳細については、「Amazon Lightsail の Bitnami インスタンス用のアプリケーションのユーザー名とパスワードの取得」を参照してください。
cat $HOME/bitnami_application_password
ステップ 4: WordPress ウェブサイトの管理ダッシュボードにサインインする
WordPress ウェブサイトの管理ダッシュボードのパスワードを取得したので、サインインできます。管理ダッシュボードでは、ユーザーパスワードの変更、プラグインのインストール、ウェブサイトのテーマの変更などを行うことができます。
次の手順を実行して、WordPress ウェブサイトの管理ダッシュボードにサインインします。
注: 詳細については、「Amazon Lightsail の Bitnami インスタンス用のアプリケーションのユーザー名とパスワードの取得」を参照してください。
a.ブラウザで、次の場所に移動します。
http://PublicIpAddress/wp-login.php
アドレスで、PublicIpAddress を WordPress インスタンスのパブリック IP アドレスに置き換えます。右の画像に示すように、Lightsail コンソールからインスタンスのパブリック IP アドレスを取得できます。
b.インスタンスにログインします。
- [ユーザー名] または [メールアドレス] ボックスに「user」と入力します。
- [パスワード] ボックスに、このチュートリアルの前半で取得したデフォルトのパスワードを入力します。
- [ログイン] を選択します。
c.これで、WordPress ウェブサイトの管理ダッシュボードにサインインしました。管理ダッシュボードでは管理アクションを実行できます。WordPress ウェブサイトの管理の詳細については、WordPress ドキュメントの「WordPress Codex」を参照してください。
ステップ 5: Lightsail 静的 IP アドレスを作成し、WordPress インスタンスにアタッチする
インスタンスを停止して起動すると、WordPress インスタンスのデフォルトのパブリック IP が変更されます。インスタンスにアタッチされた静的 IP アドレスは、インスタンスを停止および起動しても同じままです。
以下の手順を実行して、静的 IP アドレスを作成し、それを WordPress インスタンスにアタッチします。
注: 詳細については、「静的 IP を作成し、Amazon Lightsail インスタンスにアタッチする」を参照してください。
b.[Networking] タブを選択してから、[Create Static IP] を選択します。
c.静的 IP ロケーションは、以前に選択したインスタンスゾーンに基づいて事前に選択されます。[インスタンスへのアタッチ] ドロップダウンから、作成した WordPress インスタンスを選択します。
d.静的 IP に名前を付けてから、[作成] を選択します。
ステップ 6: Lightsail DNS ゾーンを作成し、ドメインを WordPress インスタンスにマッピングする
ドメインの DNS レコードの管理を Lightsail に転送します。これにより、ドメインを WordPress インスタンスにより簡単にマッピングし、Lightsail コンソールを使用してウェブサイトのリソースをさらに管理できます。
以下の手順を実行して、Lightsail DNS ゾーンを作成し、ドメインを WordPress インスタンスにマッピングします。
注: 詳細については、「DNS ゾーンを作成して、Amazon Lightsail でドメインの DNS レコードを管理する」を参照してください。
a.Lightsail ホームページの [Networking] タブで、[Create DNS zone] を選択します。
b.ドメインを入力し、[Create DNS zone] を選択します。
c.ページにリストされているネームサーバーアドレスを書き留めます。
これらのネームサーバーアドレスをドメイン名のレジストラに追加して、ドメインの DNS レコードの管理を Lightsail に転送します。
ステップ 7: クリーンアップ
a.Lightsail ホームページの [インスタンス] タブで、先ほど作成した WordPress インスタンスの横にある省略記号 (⋮) アイコンをクリックし、[削除] を選択します。
b.プロンプトから [はい、削除します] を選択します。
まとめ
お疲れさまでした。 Amazon Lightsail を使用して、WordPress インスタンスを起動およびデプロイしました。
Amazon Lightsail は、WordPress、ウェブサイト、ブログプラットフォームなどのさまざまなアプリケーションを開発、構築、デプロイするのに最適な選択肢です。