Amazon Interactive Video Service について教えてください。

Amazon Interactive Video Service (Amazon IVS) はマネージド型のライブストリーミングソリューションです。Twitch を機能させているものと同じ技術を採用しているので、セットアップも素早く簡単に行えます。お客様は、Twitch が生み出し十年以上にわたり改良を続けたものと同じ革新的テクノロジーを活用できるようになります。標準的なストリーミングソフトウェアを使用してライブストリームを Amazon IVS に送信するだけで、その動画を世界中で視聴できるようにするために必要なすべてを、このサービスが実行します。お客様は、このライブ動画を活用したインタラクティブなエクスペリエンスの構築に集中できます。お客様は、Amazon IVS プレーヤー SDK と、タイムドメタデータ用の API を利用することで、視聴者エクスペリエンスを容易にカスタマイズし強化できます。ご自身のウェブサイトやアプリケーションを通じ、視聴者との間により価値のある関係を築くことが可能になります。

Amazon Interactive Video Service が対象とするユーザーについて教えてください。

Amazon Interactive Video Service は、ストリーミングのインフラストラクチャに投資することなく、アプリやウェブサイトにライブ動画を追加することで、インタラクティブ性を実現しようとするデベロッパー向けに設計されています。動画のエキスパートではないデベロッパーでも、シンプルな API セットを使用することで、インタラクティブな動画体験を作成できます。これにより、投票や世論調査などの機能と、ライブ動画がもたらす他の要素を同期させられます。たとえば、ライブクイズやライブリテール用アプリを作成しているデベロッパーであれば、この API を使用することで、動画ストリームと同じ瞬間に、視聴者に対してその質問事項を伝えることができます。

Amazon Interactive Video Service と Twitch、およびその他のライブストリーミングプラットフォームとの間にある、主要な違いは何ですか?

Amazon Interactive Video Service は、インタラクティブなライブ動画によるアプリケーションやウェブサイトを独自に構築するための、マネージド型ライブストリーミングソリューションです。これより、視聴者とのエンゲージメントを強めながら、価値ある関係性を築くことができます。Twitch や、その他のライブストリーミングプラットフォームは、ユーザーによる独自コンテンツのホスティングとストリーミングを可能するものです。視聴者はこれらのサービスに接続され、ビューワーはプラットフォーム側で管理されます。

Amazon Interactive Video Service と AWS Elemental メディアサービス、あるいは Amazon CloudFront との違いは何ですか?

Amazon Interactive Video Service をご使用のお客様は、低レイテンシーのライブストリーミングをベースにして、魅力的なアプリケーションや視聴者体験の構築に集中できます。この際も、信頼性やコスト効率性のために、インフラストラクチャの管理や動画ワークフローの開発および設定を行う必要はありません。Amazon IVS は、Twitch を機能させているものと同じ技術を用いて構築されています。動画の取り込みからプレイバックまで、またその中間のすべての作業を、シンプルな使用法のマネージド型サービスに処理させることができます。AWS Elemental メディアサービス、および、Amazon CloudFront は、動画に対しよりきめの細かい要件を持つお客様用にブロックを構築するものです。従来型のライブ TV や OTT サービスの、ブロードキャストグレードでのセットアップを対象にしています。これらのサービスでは、テレビ放送やインターネット接続のデバイス(インターネット接続対応の TV、タブレット、スマートフォン、セットトップボックスなど)での配信用に高品質なビデオストリームを作成できます。AWS Elemental メディアサービスでは、すべてのワークフローコンポーネントに対し、高いレベルの制御が可能です。たとえば、トランスコーディングとパッケージングの設定、復旧レベルの設定、パーソナライズと広告の挿入、デジタル著作権管理(DRM)におけるコンテンツ保護などが行えます。また、使用される動画プレーヤーや CDN を選択することも可能です。

Amazon Interactive Video Service と Kinesis Video Streams の違いな何ですか?

Amazon Interactive Video Service はシンプルな使用方法のマネージド型サービスであり、画像の取り込みからプレイバックにいたるまでのすべてを、自動的に処理します。Amazon Kinesis Video を使用すると、リアルタイムとバッチ処理用の機械学習、動画再生、分析、およびその他の処理のために、接続されたデバイスから AWS へ動画を簡単かつ安全にストリーミングできます。マシンビジョンに基づいたアプリケーションを構築して、スマートホーム、スマートシティー、産業用オートメーション、セキュリティモニタリングなどに組み込むことができます。

Amazon Interactive Video Service の使用料金について教えてください。

Amazon Interactive Video Service の料金は、Amazon IVS にライブ動画が送信された期間(入力時間数)と、視聴者に動画が配信された期間(出力時間数)に基づき決定されます。 詳細については、料金ページをご参照ください。

ビデオオンデマンド (VOD) のコンテンツのために Amazon Interactive Video Service を使用できますか?

Amazon Interactive Video Service はライブストリーミングを作成します。ライブ動画コンテンツを Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットに保存できます。保存された動画ファイルは、ビデオオンデマンド (VOD) のコンテンツとして編集またはストリーミングできます。  Amazon S3 に保存された録画は、ストレージおよびリクエストの標準課金の対象となります。この機能を Amazon IVS チャネルで有効にするための追加コストはありません。

Amazon Interactive Video Service が利用可能な AWS リージョンを教えてください。

Amazon IVS コンソールと API を使用したストリームの制御と作成は、米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、および欧州(アイルランド)の各リージョンでご利用いただけます。動画の取り込みと配信は、ライブ動画用に最適化されたインフラストラクチャによる、専用のマネージド型ネットワークを介して世界中どこでも行えます。

Amazon Interactive Video Service ストリームでのエンドツーエンドのレイテンシーはどの位ですか?

Amazon IVS は、Twitch と同じテクノロジーを採用しており、ライブ動画ストリーミングを低レイテンシーで配信できるように設計されています。ストリームの取り込みやトランスコードから配信およびプレイバックまでを処理するために、Amazon IVS プレイヤー SDK が提供するすべてのコンポーネントは、レイテンシー低減のために最適化されています。視聴者側における実際のレイテンシーは、通常 5 秒未満でです。3 秒を下回ることもあります。視聴者側のエクスペリエンスは、いくつかの要素の組合せにより決定されます。影響を与え得る要素としては、Amazon IVS に対しストリームを送信しているストリーマーの場所、そのストリームを見ている視聴者のいる場所、および、ストリーマーと視聴者が利用しているインターネットサービスプロバイダー(ISP)などが挙げられます。また、Amazon IVS に動画を送信しているストリーミングソフトウェアの最適化も必要となります。Open Broadcaster Software (OBS) などのストリーミングソフトウェアに関するベストプラクティスについては、Amazon IVS のドキュメントページにアクセスしてください。異なるプラットフォームやデバイスでレイテンシーを一番低くするには、Amazon IVS プレーヤー SDK を使用する必要があります。

Amazon Interactive Video Service でサポートされるインタラクティブ機能は何ですか?

Amazon Interactive Video Service は、動画内のタグを使用しており、シンプルなタイムドメタデータ用 API により、動画ストリームとインタラクティブ機能の同期を可能にしています。最初にメタデータと動画を同期させるためのタグと API を指定するだけで、その後、お客様はインタラクティブな体験の開発だけに集中できます。この API は、ほとんどのデベロッパーに馴染みのある形式を採用しており、動画用の特別なハードウェア、動画ライブラリーへのアクセス、放送用のカスタムツール、有効化する動画プロトコルに関する知識などは必要ありません。

Amazon IVS は、動画を配信する際に、構造化されたテキストデータをその動画ストリームにアタッチします。これにより、アンケートやライブの世論調査、順位表、その他のリアルタイム機能を作成し、自動的に動画コンテンツと同期させることが可能になります。Amazon IVS では、ストリームにメタデータを注入する、シンプルな REST API を使用できます。また、クライアント用のメタデータは、Amazon IVS プレーヤー SDK に備わるイベントベースのインターフェイスが取得します。

Amazon Interactive Video Service のストリームへのアクセスを制限できますか?

Amazon Interactive Video Service では、動画プレイリストの再生許可を有効にすることができます。再生許可を使用すると、チャンネルやビューワーごとにストリームを制限できます。チャンネルで再生許可を有効にすると、有効な認証トークンを持つ再生リクエストのみに動画プレイリストが提供されます。Amazon IVS API を使用して、非対称キーペアを生成し、アカウントのアクティブなキーペアを表示して管理します。キーペアを使用すると、認証トークンを作成して署名し、それらを対象の視聴者に提供することが可能になり、視聴者はこれらのトークンを Amazon IVS への再生リクエストにアタッチします。キーペアを削除すると、そのキーペアで生成された認証トークンがすべて取り消されます。このため動画プレイリストにアクセスできるユーザーの制御を管理できます。

ライブチャンネル用の再生許可の設定手順については、ドキュメントページを参照してください。

Amazon IVS ではストリームコンテンツの暗号化やデジタル著作権管理 (DRM) 機能をサポートしていません。

Amazon Interactive Video Service が生成する出力ストリームの種類を教えてください。

Amazon Interactive Video Service では、取り込んだ RTMPS の品質と解像度に基づき、出力トランスコードのための異なる適応ビットレート(ABR)セットを生成します。最高で 8.5Mbps、1080p60 のストリームを送信した場合、Amazon IVS は、8.5Mbps 1080p60、3Mbps 720p60、2Mbps 720p30、1.2Mbps 480p30、800Kbps 360p30、400Kbps 160p30 の各レンディションを 1 つの ABR ストリームの中に作成します。