AWS Elemental Link デバイスファミリー

Link HD (1080 HD 動画用) および Link UHD (4K HDR 動画用)

AWS Elemental Link エンコードデバイスは、カメラや動画制作機器などのライブ動画ソースを AWS Elemental MediaLive に接続します。ユースケースに応じて、高解像度 (HD) 動画用の Link HD と超高精細 (UHD) 動画用の Link UHD といった 2 つの異なる Link デバイスを使用できます。Link デバイスは、安全かつ確実に動画を MediaLive に転送し、視聴者に配信するための設定不要でコスト効率の高い方法を提供します。デバイスを使用するために必要なのは、電源、イーサネット、および動画ソースに接続することだけです。その後、AWS マネジメントコンソールにアクセスできる場所ならどこからでも、デバイスを制御および監視します。AWS Elemental Link は、オンプレミスでの運用に必要な機器のコストと複雑さを軽減しながら、ライブ動画ストリームの品質と信頼性を向上させます。

利点

迅速かつ簡単なセットアップ

AWS Elemental Link デバイスは、AWS アカウント用に完全に設定された状態で出荷されます。デバイスを電源、IP ネットワーク、および SDI または HDMI 動画ソースに接続するだけです。接続されると、Link デバイスはサムネイル画像の送信を開始し、ライブストリーミングの準備ができている AWS マネジメントコンソールで MediaLive のソースとして使用できます。

デバイスのリモートでの管理および監視

AWS Elemental Link では、AWS マネジメントコンソールを使用してライブイベントワークフロー全体を制御します。一元的な制御点から世界中のどこにいても複数のデバイスを管理および監視できるため、技術オペレーターをイベントサイトに派遣してライブストリームをセットアップする必要はありません。

コスト効率

Link は、HD デバイスあたり 995 USD および UHD デバイスあたり 4,995 USD の料金 (通関費用、関税、税金、送料を除く) で、従来のアプローチのコストを数分の 1 に抑えて、オンプレミスのライブ動画ソースをブロードキャストグレードで MediaLive に接続します。簡単なセットアップとリモート管理により、Link を効率的に所有および運用できます。

小型でポータブル

小型でポータブルな Link デバイスは、電力と冷却の要件を最小限に抑えています。Link デバイスは、静かに動作し、ファンレスで発熱を最小限に抑えているため、スタジオや会議室などの低ノイズが求められる環境で実用的に使用できます。ライブ動画をクラウドに接続する必要があるあらゆる場所へ持ち運ぶことができます。 

高画質

Link デバイスは、クラウドに送信される HD または UHD 動画の品質を最大化し、ネットワーク状態の予測不可能な性質に対応できるように設計されています。デバイスは、利用可能な帯域幅に継続的に調整する高度な動画圧縮システムを使用して、あらゆるネットワーク条件の下で可能な限り最高の動画を配信します。

HDR 動画でビューワーを楽しませる

動画の最大 10 ビットの色の深度をサポートする Link UHD を使用して、優れた画質で視聴者を楽しませます。Link UHD を使用すると、HDR 10 および HLG 動画出力を備えた MediaLive でハイダイナミックレンジ (HDR) チャネルを作成できます。

詳細

  • デバイス
  • Link HD と Link UHD との比較
  • デバイス
  • AWS Elemental Link HD
    link_front_v2

    出力: AWS Elemental MediaLive に 60 fps で最大 1080p の動画を 1 本

    link_back_v2

    入力: 電源、IP ネットワーク、3G-SDI を1 つまたは HDMI ビデオソース

    link_side_v5

    サイズ (幅 × 高さ × 奥行き): 10.80 cm x 3.81 cm x 12.70 cm (4.25 インチ x 1.50 インチ x 5.00 インチ)


    AWS Elemental Link UHD
    linkUHD-front-800

    出力: AWS Elemental MediaLive に 60 fps で最大 2160p の動画を 1 本

    linkUHD-back-800

    入力: 電源、IP ネットワーク、12G-SDI を1 つまたは HDMI ビデオソース

    linkUHD-800

    サイズ (幅 × 高さ × 奥行き): 13.97 cm x 3.81 cm x 14.29 cm (5.50 インチ x 1.50 インチ x 5.625 インチ)

  • Link HD と Link UHD との比較
  •   AWS Elemental Link HD AWS Elemental Link UHD
    寸法 (W x H x D) 10.80 cm x 3.81 cm x 12.70 cm
    4.25 インチ x 1.50 インチ x 5.00 インチ
    13.97 cm x 3.81 cm x 14.29 cm
    5.50 インチ x 1.50 インチ x 5.625 インチ
    料金 (通関費用、関税、税金、送料を除く) 995 USD 4,995 USD
    入力 電源、IP ネットワーク、3G-SDI を1 つまたは HDMI ビデオソース 電源、IP ネットワーク、12G-SDI を1 つまたは HDMI 2.0 ビデオソース
    動画出力 (出力先: AWS Elemental MediaLive) 60fps で最大 1080p の単一の動画
    8 ビットの色の深度
    60fps で最大 2160p の単一の動画
    10 ビットの色の深度
    オーディオチャネル 8 チャネル 16 チャネル
    電源 < 10 ワット < 24 ワット
    ラック密度 3x 1RU 3x 1RU
    HD
    HDR ×

特徴

高品質な動画

Link デバイスは、AVC (Advanced Video Coding) コーデックよりも効率が最大 50% 高い HEVC (High Efficiency Video Coding) コーデックを使用して、ビットあたりの高品質動画をエンコードします。

信頼性の高い動画転送

Link デバイスは、レイテンシーを最小限に抑えながら、コンテンツの認識やネットワーク適応前方エラー訂正とエラー復旧を組み合わせた配信プロトコル Zixi を使用して、高い復元力で動画を転送します。

ビルトインセキュリティ

Link デバイスでエンコードされた動画は、AES-128 と AWS Key Management Service (AWS KMS) のローテーションキーを使用して暗号化されます。AWS IoT Core は、AWS Elemental MediaLive に接続するためのデバイス認証とエンドツーエンドのセキュリティを処理します。

ネットワーク問題に自動的に適応する

Link デバイスは、ネットワーク対応アダプティブビットレートのアルゴリズムを使用し、エンコードした動画のビットレートを変更することにより、ネットワーク状態の変化をリアルタイムで調整します。この閉回路フィードバックシステムは、ネットワーク問題が発生したときに動画をスムーズに保つためにパケット損失を最小限に抑えます。

仕組み

product-page-diagram_AWS_Elemental_r11_AWS_ELEMENTAL_LINK_@2x

リソース

動画

AWS Elemental Link のデモンストレーション (2:43)
AWS Elemental Link のデモンストレーション (2:43)
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Link で注文、開梱、ストリーミング開始 (16:29)
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re:Invent から、PBS が Link デバイスを使用して視聴者にストリーミングする方法を学ぶ (28:11)
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Link HD が Glo インストラクターと生徒をつなぐ (0:29)
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Link HD が Sherpa Digital の仮想イベントを強化 (1:18)
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ブログ記事

デベロッパーリソース

リンクのサポートを開始したソリューションを使用して、ライブストリーミングとコンテンツの配信をすぐに始めましょう。

寸法、電源、機能など、Link HD ハードウェアの詳細な仕様を入手してください。


寸法、電源、機能など、Link UHD ハードウェアの詳細な仕様を入手してください。

料金

AWS Elemental Link の料金は、HD デバイスあたり 995 USD および UHD デバイスあたり 4,995 USD (通関費用、関税、税金、送料を除く) です。さらに、MediaLive のシングルパイプラインと標準チャンネルのどちらの入力の料金表も、ライブビデオに適用されます。

Link の注文コンソールは、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン) リージョンでのみ利用できますが、デバイスは AWS Elemental MediaLive をサポートしているどのリージョンにも関連付けることができ、動画を取り込めます。注文プロセス中に、デバイスを関連付けるリージョンを選択し、配送先住所を入力します。

ソリューションプロバイダー

個別のユースケースに適したソフトウェアサービスと、ライブビデオ制作の専門知識を提供する、さまざまな AWS Elemental Link ソリューションプロバイダーからお選びください。

Corrivium

Corrivium は世界の一流ブランドと協働して、注目を集めるイベントで、最先端のライブストリーミング体験を提供しています。

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ioio.tv

ioio.tv は、エンタープライズ動画の制作やコラボレーション向けの次世代プラットフォームであり、この iO Connect プラットフォームを使用することで、ユーザーは、独自の TV チャンネルやライブストリームを、かつてないほど早く容易に制作できるようになります。

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LOGIC

LOGIC はコンサルティングから設計に至るまで、お客様に専門的なライブストリーミングソリューションを構築するサポートを行っています。その中には、技術者ではないユーザー向けの操作しやすいフロントエンドを提供し、AWS Elemental Link や PORTAL.live ワークフローを通じてライブイベントを制御できる PORTAL.live.link サービスが含まれます。

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ディストリビューター

AWS マネジメントコンソールを使用して AWS Elemental Link デバイスを注文するか、ディストリビューターからご購入ください。

DIGIBASE

DIGIBASE は韓国の顧客向けの Link デバイスを取り扱うリージョンディストリビューターです。

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ioio.tv

Jigsaw24 は英国の顧客向けの Link デバイスを取り扱うリージョンディストリビューターです。

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LOGIC

LOGIC はドイツ、オーストリア、スイス、その他の欧州諸国の顧客向けの Link デバイスを取り扱うリージョンディストリビューターです。

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Sycomp

Sycomp は北アメリカの顧客向けの Link デバイスを取り扱うリージョンディストリビューターです。

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東通産業株式会社

東通産業株式会社は日本の顧客向けの Link デバイスを取り扱うリージョンディストリビューターです。

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よくある質問

AWS Elemental Link デバイスには 2 つの種類があり、それぞれが AWS Elemental MediaLive に異なる動画出力を提供します。AWS Elemental Link HD デバイスは、8 ビットの色の深度で 60 フレーム/秒 (fps) で最大 1080p の高解像度 (HD) 出力として、動画を AWS Elemental MediaLive に送信します。これに対して、UHD デバイスは、ハイダイナミックレンジ (HDR) と 10 ビットの色の深度を備えた 60 fps で最大 2160p の超高精細 (UHD) 4K 解像度で MediaLive に動画を転送できます。各種類の Link デバイスは、これらの出力をサポートするために特定のソース入力を必要とします。Link HD デバイスは 3G-SDI または HDMI 動画ソースを使用し、Link UHD デバイスは 12G-SDI または HDMI 2.0 動画ソースを使用します。デバイスは、さまざまな数のオーディオチャネルもサポートします。Link HD デバイスは最大 8 つのオーディオチャネルをサポートし、Link UHD デバイスは最大 16 のオーディオチャネルをサポートします。

Link デバイスは単一の動画入力をソースとし、単一の動画出力を AWS Elemental MediaLive に送信します。MediaLive への動画のストリーミングを開始するには、電源、IP ネットワーク、および SDI または HDMI 動画ソースの 3 つの接続が必要です。Link HD は Power over Ethernet (PoE) もサポートしているため、使用するケーブルを 2 本にまで抑えることができます。ほとんどのネットワーク (DHCP を使用するネットワーク) では、それ以上の設定は必要ありません。Link デバイスは AWS アカウント用に事前設定されています。接続されると、動画のサムネイルの転送が開始され、停止および開始でき、MediaLive で使用できるようになります。Link を箱から取り出した後、1 分もかからずにライブストリーミングに移行することができます。

AWS Elemental MediaLive とは何ですか?

AWS Elemental MediaLive は、高品質のライブ動画ストリームを信頼性の高い使いやすい方法で高速配信する、クラウドベースのライブ動画エンコードサービスです。信頼性の高い配信を行うために、取り込みコンポーネントおよびエンコーディングコンポーネントの設定と管理を自動化することによってライブ動画操作を合理化します。このサービスによって、放送並みの品質の機能、設定可能な機能、および業界標準のフォーマットと技術のサポートが提供されます。ブロードキャストグレードのエンコーディング機能、AWS のスケールと伸縮性、および AWS Elemental Link の簡単なセットアップと管理により、ライブストリームをオーディエンスに効率的に配信できます。

Link のユースケースの例としてはどのようなものがありますか?

Link は、デバイスが断続的にしか使用されない可能性のある機器の先行投資コストを削減するため、ライブイベント会場に適しています。例えば、礼拝所ではウェブサイトで礼拝をライブストリーミングしたり、アリーナでは Link を使用してコンサートやスポーツイベントを放送したりできます。多数のデバイスを一元的に管理する必要がある組織にも最適です。例えば、大学や企業は、講堂に Link デバイスを設置することで、キャンパス全体のイベントのブロードキャストグレードのストリーミングを一元的に管理できます。ポータブルかつ低コストであることにより、ニュースレポーターは、必要があればどこからでも簡単に「オンエア」できます。すべての Link デバイスは、利用可能な帯域幅に継続的に調整する高度な動画圧縮システムを使用して高品質の動画出力をサポートし、あらゆるネットワーク条件の下で可能な限り最高の動画を配信します。Link UHD を使用すると、注目度の高いライブイベントなど、非常に高い動画品質を必要とするユースケースで、Link の管理のしやすさ、効率、およびポータブル性の恩恵を受けながら、60fps で最大 2160p の動画出力を配信できます。
はい、AWS Elemental MediaLive コンソール内で Link デバイスからのライブ動画をリアルタイムで監視できます。AWS Elemental Link は数秒ごとに動画のサムネイルを生成し、AWS マネジメントコンソールと API を通じて状態アラートの変更をサポートします。これにより、技術的な問題を迅速に特定し、トラブルシューティングし、解決することができます。

事実上あらゆるサイズの施設に適合し、あらゆる標準的な機器ラックに設置できます。Link デバイスは、標準の 19 インチラックシェルフなら 3 台収まります。Link デバイスは、容易に持ち運ぶことができ、標準の 1U サーバーに比してわずかなスペースと電力しか消費しないため、フライパックやその他のタイプのリモート制作設備に最適です。

Link デバイスは、AVC コーデックよりも最大 50% 効率的な HEVC コーデックを使用して動画をエンコードします。

Link デバイスは、レイテンシーを最小限に抑えながら、コンテンツの認識やネットワーク適応前方エラー訂正とエラー復旧を組み合わせた配信プロトコル Zixi を使用して、高い復元力で動画を転送します。

はい、Link を使用する際には、低帯域幅のネットワークをご利用いただけます。Link デバイスは、HEVC コーデックを使用して、ネットワーク対応アダプティブビットレートのアルゴリズムとともにビットあたりの質を高め、エンコードした動画のビットレートを変更することにより、ネットワーク状態の変化をリアルタイムで調整します。高品質の動画ストリームに必要となる正確な帯域幅は、解像度、フレームレート、動画の複雑さなどの多くの要因によって異なりますが、60 FPS 動画で 1080p の場合は少なくとも 5 Mbps にすることをお勧めします。Link UHD の場合、10 ビット動画にはより多くのネットワーク帯域幅が必要であり、60 FPS 動画で 4K (2160p) の場合は少なくとも 25 Mbps にすることをお勧めします。 ネットワークの帯域幅が使用可能な帯域幅未満の場合は、フレームレートや解像度を下げて、最高品質の動画を取得することをお勧めします。

ライブイベント中に帯域幅が変わるとどうなりますか?

Link デバイスは、ネットワーク対応アダプティブビットレートのアルゴリズムを使用し、エンコードした動画のビットレートを変更することにより、ネットワーク状態の変化をリアルタイムで調整します。この閉回路フィードバックシステムは、ネットワーク問題が発生したときに動画をスムーズに保つためにパケット損失を最小限に抑えます。

冗長性が必要なユースケースの場合、2 つの Link デバイスが MediaLive 標準チャンルにフィードでき、単一のパイプラインチャネルでのワークフローの回復性が向上します。自動フェイルオーバーには、AWS Elemental MediaPackage の使用をお勧めします。

はい、単一の Link デバイスを MediaLive の複数のチャネルの入力として使用できます。例えば、1 つのチャンネルで視聴者に動画をストリーミングし、2 つ目のチャネルでコンテンツの高品質なアーカイブを作成することができます。

はい、Link HD は最大 8 つ、Link UHD は最大 16 の埋め込みオーディオチャネルを MediaLive に送信できます。ライブストリームに多言語プログラミングまたはサラウンドサウンド音声がある場合、Link はこれらのワークフローもサポートできます。

はい、Link デバイスをある AWS アカウントから別の AWS アカウントに転送できます。複数の AWS アカウントをお持ちの場合、または独自のアカウントを持つサードパーティーと連携している場合、これにより、動画が MediaLive に送信されるアカウントにデバイスコントロールを簡単に転送できます。

はい、MediaLive をサポートするリージョンであれば、Link デバイスをある AWS リージョンから別の AWS リージョンに転送できます。地理的に異なる場所で発生するリモートイベントに Link を使用する場合、イベントに最も近い AWS リージョンに Link デバイスを転送すると、ライブ動画フィードの接続性とレイテンシーを改善できます。

AWS マネジメントコンソールを使用するか、ディストリビューターを通じて Link デバイスを購入してください。