このクイックスタートでは、Amazon Web Services (AWS) クラウドに Apache RocketMQ をデプロイします。Apache RocketMQ は、統合メッセージングエンジンおよび軽量データ処理プラットフォームです。このクイックスタートでは、Apache ネームサーバーおよびブローカーノードのクラスターをホストする Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスをデプロイして設定します。デプロイ時に Amazon EC2 インスタンスタイプなどの基本クラスター設定を構成できます。
このクイックスタートは AWS によって開発されました。
-
構築するもの
-
デプロイ方法
-
コストとライセンス
-
構築するもの
-
このクイックスタートでは以下のセットアップを行います。
- 3 つのアベイラビリティーゾーンにまたがる可用性の高いアーキテクチャ。*
- AWS のベストプラクティスに基づいてパブリックサブネットおよびプライベートサブネットを備えた Virtual Private Cloud (VPC)。AWS で独自の仮想ネットワークを実現します。*
- パブリックサブネット内:
- マネージドネットワークアドレス変換 (NAT) ゲートウェイ。プライベートサブネット内のリソースへのアウトバウンドのインターネットアクセスを提供します。*
- パブリックサブネットおよびプライベートサブネットの Amazon EC2 インスタンスに対するインバウンドの Secure Shell (SSH) アクセスをサポートする Auto Scaling グループ内の Linux 踏み台ホスト。*
- プライベートサブネット内:
- Apache RocketMQ ネームサーバー用の Amazon EC2 インスタンス。1~3 個のネームサーバーをデプロイできます。デフォルトは 2 です (図で表示されています)。
- Apache ネームサーバーインスタンスで実行される Apache RocketMQ ウェブコンソール。
- Apache RocketMQ ブローカー用の Amazon EC2 インスタンス。1 個または 3 個のブローカーをデプロイできます。デフォルトは 3 です (図で表示されています)。
* クイックスタートを既存の VPC にデプロイするテンプレートは、アスタリスクが付けられたコンポーネントをスキップし、既存の VPC 設定に誘導します。
-
デプロイ方法
-
デプロイガイドの指示に従って、Apache RocketMQ をデプロイします。デプロイプロセスには約 15 分かかり、次のステップが含まれます。
1.AWS アカウントをまだお持ちでない場合は、https://aws.amazon.com でサインアップし、そのアカウントにサインインします。
2.次のオプションから選択して、クイックスタートを起動します。スタックを作成する前に、上部のツールバーから AWS リージョンを選択します。
3.デプロイをテストします。
Amazon は、本ソリューションで AWS と協力した AWS パートナーとユーザーデプロイ情報を共有する場合があります。
-
コストとライセンス
-
このクイックスタートリファレンスデプロイの実行中に使用した AWS のサービスおよびサードパーティーライセンスのコストは、お客様のご負担となります。クイックスタートを使用しても追加コストは発生しません。
このクイックスタートの AWS CloudFormation テンプレートには、カスタマイズ可能な設定パラメータが含まれています。インスタンスタイプなどの設定の一部は、デプロイにかかるコストに影響します。料金の見積もりについては、利用する AWS の各サービスの料金ページをご参照ください。料金は変更される場合があります。
ヒント: クイックスタートをデプロイした後、 AWS のコストと使用状況レポートを作成して、クイックスタートに関連する料金を追跡します。これらのレポートは、お客様のアカウントでの Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットへの請求メトリクスを提供します。毎月の使用量に基づいてコストを見積もり、月末のデータを集計します。レポートの詳細については、 AWS のコストと使用状況レポートとはを参照してください。