Q: Amazon Aurora とは何ですか?

Amazon Aurora はリレーショナルデータベースエンジンで、高パフォーマンスの商業用データベースの速度や信頼性と、オープンソースデータベースの簡易性やコスト効率性を兼ね備えています。Amazon Aurora with MySQL Compatibility は、ほとんどの MySQL アプリケーションに変更を加えることなく、最大で MySQL の 5 倍のパフォーマンスを提供します。Amazon RDS はお客様の Amazon Aurora データベースを管理し、プロビジョニング、パッチの適用、バックアップ、リカバリ、障害検出、リペアなどの時間のかかるタスクを処理します。使用する各 Amazon Aurora データベースインスタンスに対して単純な月額方式の料金が発生します。最低利用料金や長期契約は必要ありません。Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility がプレビューで利用可能になりました。Amazon Aurora の PostgreSQL との互換性についてのよくある質問はこちらから参照できます。

Q:「MySQL と互換性がある」とはどういう意味ですか?

これは、現在お客様が MySQL データベースで使用しているほとんどのコード、アプリケーション、ドライバー、ツールをほとんど、またはまったく変更を加えなくても Aurora で使用できることを意味します。Amazon Aurora データベースエンジンは InnoDB ストレージエンジンを使用することで MySQL 5.6 と強い互換性があります。MyISAM ストレージエンジンなど、特定の MySQL の特徴は Amazon Aurora で使用できません。

Q: Amazon Aurora を試用するにはどうすればいいですか?

Amazon Aurora を試用するには、AWS コンソールにサインインし、[Database] カテゴリの [RDS] を選択して、データベースエンジンとして Amazon Aurora を選択します。

Q: Amazon Aurora の料金はどのくらいですか?

最新情報については、こちらの料金表ページをご覧ください。

Q: Amazon Aurora はデータベースの各単位を 3 つのアベイラビリティーゾーンにかけて 6 個レプリケーションするということですが、実際のストレージ料金は、料金表ページに書かれている料金の 3 倍または 6 倍になるということですか?

いいえ。Amazon Aurora のレプリケーションは料金に含まれています。料金はデータベースがデータベースレイヤーで消費したストレージに応じて発生します。Amazon Aurora の仮想化ストレージレイヤーで消費したストレージではありません。

Q: Amazon Aurora はどの AWS リージョンで使用できますか?

リージョンと料金の最新情報については、こちらの料金表ページをご覧ください。

Q: MySQL から Amazon Aurora に移行するには、またその逆をするにはどうすればよいですか?

これには複数の方法があります。標準の mysqldump ユーティリティを使用して MySQL からデータをエクスポートし、mysqlimport ユーティリティを使用して Amazon Aurora にデータをインポートします。同じ方法でこの逆も可能です。また、Amazon RDS の DB スナップショットの移行機能を利用して、AWS マネジメントコンソールで RDS MySQL DB スナップショットを Amazon Aurora に移行します。ほとんどの場合移行は 1 時間以内に完了しますが、データの形式およびデータセットのサイズにより時間が異なります。より詳しくは、Amazon Aurora のデータのエクスポートおよびインポートに関するガイドをご覧ください。

Q: Amazon Aurora は AWS の無料利用枠で利用できますか?

Amazon RDS の AWS 無料利用枠はマイクロ DB インスタンスに向けたオプションを提供していますが、Amazon Aurora は現時点ではマイクロ DB インスタンスをサポートしていません。最新情報については、こちらの料金表ページをご覧ください。

Q: IOs in Amazon Aurora とは何ですか? どのように計算されますか?

IOs は SSD ベースの仮想ストレージレイヤーに対して Aurora データベースエンジンによって実行される入力/出力オペレーションです。各データベースページ読み込みオペレーションは 1 IO とカウントされます。Aurora データベースエンジンは、バッファキャッシュ内に存在しないデータベースページを取得するためにストレージレイヤーに対して読み取りを発行します。各データベースのページは、16 KB です。

 

Aurora はコストを削減し、リソースが読み込み/書き込みトラフィックを提供するために利用可能になるように不要な IO オペレーションを排除するよう設計されていました。書き込み IOs はストレージレイヤーが耐久性の高い書き込みを実現するためにトランザクションログレコードをプッシュする時にのみ消費します。書き込み IOs は 4 KB 単位でカウントされます。例えば、トランザクションログレコードが 1024 バイトの場合、1 IO オペレーションとカウントされます。ただし、同時書き込みオペレーションでトランザクションログが 4 KB 未満の場合、I/O 消費を最適化するため Aurora データベースエンジンによってまとめてバッチ処理されます。従来のデータベースエンジンと違い、Amazon Aurora はストレージレイヤーに更新データベースページをプッシュせず、結果的に I/O 消費を節約しています。

AWS コンソールで Aurora インスタンスがどれほど IOs を消費しているか確認できます。IO 消費を確認するには、RDS セクションのコンソールでインスタンスのリストから Aurora インスタンスを選び、モニタリングセクションの「課金読み取りオペレーション」と「課金書き込みオペレーション」メトリクスを確認します。

 

Q: 「MySQL の 5 倍のパフォーマンス」とはどんな意味ですか?

Amazon Aurora は、データベースワークロード用の SSD ベースの仮想化ストレージレイヤーとデータベースエンジンを完全に統合し、ストレージシステムに対する書き込みを削減し、ロックの競合を最小化し、データベースのプロセススレッドを排除することで、MySQL と比較して大幅に高いパフォーマンスを提供します。SysBench による r3.8xlarge インスタンスのテストの結果、Amazon Aurora は 500,000 セレクト/秒および 100,000 アップデート/秒のパフォーマンスを示しました。これは同じハードウェアで実行する MySQL の 5 倍のパフォーマンスです。このベンチマークとその再現方法の詳細な手順は、Amazon Aurora のパフォーマンスベンチマークに関するガイドに記載されています。

Q: Amazon Aurora でデータベースのワークロードを最適化するにはどうすればよいですか?

Amazon Aurora は MySQL 5.6 と互換性を持つように設計されているため、既存の MySQL アプリケーションおよびツールを修正することなく実行できます。一方で、Amazon Aurora が MySQL よりも優れている領域の 1 つが、ワークロードの同時実行数が非常に多い場合です。Amazon Aurora でワークロードのスループットを最大化するには、多数のクエリを同時実行するようにアプリケーションを作成することをお勧めします。

Q: Amazon Aurora データベースのストレージの下限と上限はどれくらいですか?

ストレージの下限は 10 GB です。データベースの使用量に応じて、Amazon Aurora ストレージは 10 GB 単位で最大 64 TB まで、データベースのパフォーマンスに影響を与えずに拡張されます。事前にストレージをプロビジョニングする必要はありません。

Q: Amazon Aurora DB インスタンスに関連するコンピューティングリソースはどのようにスケールしますか?

DB インスタンスに割り当てるコンピューティングリソースは AWS マネジメントコンソールから最大 32 vCPU および 244 GiB メモリまでスケールできます(任意の DB インスタンスを選択して [Modify] ボタンをクリックします)。メモリおよび CPU リソースは DB インスタンスのクラスを変更することで調整できます。

DB インスタンスのクラスを変更すると、その変更は指定したメンテナンスウィンドウの間に適用されます。あるいは、[Apply Immediately] フラグを使用して、スケーリングリクエストをすぐに適用することができます。これらのオプションはどちらも、スケーリング操作が実行されている数分間の可用性に影響を与えます。他の保留中のシステム変更も適用されることにご注意ください。

Q: DB インスタンスのバックアップはどうすれば有効にできますか?

Amazon Aurora DB インスタンスでは常に自動バックアップが有効です。バックアップはデータベースのパフォーマンスに影響を与えません。

Q: DB スナップショットを作成したあと、いつまでもスナップショットを保持できますか?

はい。また、スナップショットを作成する際にパフォーマンスに影響はありません。DB スナップショットからデータを復元する場合は新しく DB インスタンスを作成する必要があることに注意してください。

Q: データベースに障害が発生した場合、どのようなリカバリパスを利用できますか?

Amazon Aurora は自動的に 3 つのアベイラビリティーゾーンにかけて 6 個のデータコピーを保持するため、正常なアベイラビリティーゾーンでデータ損失のないデータベースを自動的にレプリケーションします。Amazon Aurora ストレージでデータが利用不可になるという稀なケースでは、DB スナップショットからレプリケーションするか、新しいインスタンスに任意の時点を指定したレプリケーションを実行できます。任意の時点でのレプリケーションを実行する場合、レプリケーションできる時点は直近で 5 分前までです。

Q: DB インスタンスを削除した場合、自動バックアップと DB スナップショットはどうなりますか。

DB インスタンスを削除する際に、最後の DB スナップショットを作成するか選択できます。作成した場合、この DB スナップショットを使用してあとから DB インスタンスをレプリケーションできます。Amazon Aurora は、DB インスタンスが削除されたあとも、このユーザーが作成した最終的な DB スナップショットと手動で作成されたその他の DB スナップショットをすべて保持します。DB インスタンスが削除された後は DB スナップショットのみが保持されます (任意の時点を指定したレプリケーションのための自動バックアップは保持されません)。

Q: 別の AWS アカウントとスナップショットを共有できますか?

Aurora では、データベースのスナップショットを作成できます。これを使用して、後でデータベースを復元できます。このスナップショットは別の AWS アカウントと共有でき、受取人アカウントの所有者は、そのスナップショットを使用して、お客様のデータを含む DB を復元できます。スナップショットを公開して、だれでもお客様の公開データを含む DB を復元できるように選択することもできます。この機能を使用して、別の AWS アカウントを持つさまざまな環境間 (本番、開発/テスト、ステージングなど) でデータを共有できます。また、メインの AWS アカウントが漏れた場合に備えて、別のアカウントにすべてのデータのバックアップを保護できます。

Q: 共有スナップショットに対して請求されますか?

アカウント間のスナップショットの共有に対して課金されることはありません。しかし、スナップショット自体、および共有スナップショットから復元するデータベースに対して課金される場合があります。詳細については、Aurora の料金表を参照してください。

Q: 自動的にスナップショットを共有できますか?

自動 DB スナップショットの共有はサポートされていません。自動スナップショットを共有するには、手動でスナップショットのコピーを作成してから、コピーを共有する必要があります。

Q: スナップショットをいくつのアカウントと共有できますか?

手動のスナップショットを、最大 20 個の AWS アカウント ID と共有できます。20 個を超えるアカウントと共有したい場合は、スナップショットを公開するか、クォータを引き上げるためにサポートにご連絡ください。

Q: どのリージョンで Aurora スナップショットを共有できますか?

Aurora スナップショットは、Aurora が利用可能なすべての AWS リージョンで共有できます。

Q: Aurora スナップショットを異なるリージョン間で共有できますか?

いいえ。共有された Aurora スナップショットは、それを共有したアカウントと同じリージョン内のアカウントからのみアクセスできます。

Q: 暗号化された Aurora スナップショットを共有できますか?

いいえ。現時点では、暗号化された Aurora スナップショットの共有はサポートされていません。
 

Q: Amazon Aurora はディスク障害に対するデータベースの耐障害性をどのように向上しますか?

Amazon Aurora はデータベースボリュームを自動で 10 GB のセグメントに分割し、多数のディスクに分散します。各 10 GB 単位のデータベースボリュームが、3 つのアベイラビリティーゾーンにかけて 6 個レプリケーションされます。Amazon Aurora は最大 2 つまでのデータのコピー損失をデータベースの書き込み能力に影響せずに透過的に処理し、最大 3 つまでのコピー損失を読み込み能力に影響せずに処理します。また、Amazon Aurora ストレージは自己修復機能を備えています。データブロックおよびディスクはエラー検出のために継続的にスキャンされ、自動的にリペアされます。

Q: Aurora はデータベースクラッシュ後のリカバリ時間をどのように向上しますか?

他のデータベースと違い、データベースクラッシュ後、Amazon Aurora はデータベースを利用できるようにする前に最後のデータベースチェックポイント(通常 5 分前)から再実行ログをリプレイし、すべての変更が適用されたか確認する必要はありません。これにより、たいていの場合データベースの再起動時間を 60 秒以内に短縮します。また Amazon Aurora はバッファキャッシュをデータベース処理から除外し、再起動時にすぐ利用できるようにします。これにより、ブラウンアウトを避けるためにキャッシュが再生成されるまでアクセスを調整する必要がありません。

Q: Aurora はどんなレプリケーションをサポートしていますか?

Amazon Aurora は 2 種類のレプリケーションをサポートしています。Amazon Aurora レプリカはプライマリインスタンスと基盤ボリュームを共有しています。プライマリにより実行された更新は、すべての Amazon Aurora レプリカで確認できます。また、MySQL の binlog ベースのレプリケーションエンジンに基づいて MySQL リードレプリカを作成することもできます。MySQL リードレプリカでは、プライマリインスタンスのデータはトランザクションとしてレプリカでリプレイされます。読み込みのスケーリングおよび高可用性など、ほとんどの使用目的では Amazon Aurora レプリカを使用することをお勧めします。

アプリケーションのニーズに応じてこれら 2 つのレプリケーションタイプを柔軟に組み合わせることができます。

特徴 Amazon Aurora レプリカ MySQL レプリカ
レプリケーション数 最大 15 最大 5
レプリケーションタイプ 非同期的(ミリ秒単位) 非同期的(秒単位)
プライマリへのパフォーマンスの影響
フェイルオーバーターゲットとして機能 はい(データ損失なし) はい(数分間データ損失の可能性)
自動フェイルオーバー はい いいえ
ユーザー定義のレプリケーション遅延サポート いいえ はい
プライマリに対する異なるデータまたはスキーマのサポート いいえ はい

Q: Amazon Aurora でクロスリージョンレプリカを作成できますか?

はい。クロスリージョン Aurora レプリカを RDS コンソールから設定できます。クロスリージョンレプリケーションは、シングルスレッドの MySQL binlog レプリケーションを利用しています。レプリケーションラグは変更率または適用率、および選択された特定のリージョン間のネットワーク通信の遅延による影響を受けます。

Q: クロスリージョンレプリカクラスターで Aurora リードレプリカを作成できますか?
はい。Aurora レプリカを、クロスリージョンレプリカと同じ基盤となるストレージを共有するクラスターに追加できます。クロスリージョンレプリカはクラスターでプライマリとして機能し、クラスターの Aurora レプリカではプライマリよりも通常数十ミリ秒の遅延が発生します。

Q: 自分のアプリケーションを現在のプライマリからクロスリージョンレプリカにフェイルオーバーできますか?
はい。RDS コンソールから、クロスリージョンレプリカを新しいプライマリに昇格させられます。ワークロードに応じて、通常昇格プロセスには数分かかります。昇格プロセスを開始すると、クロスリージョンレプリケーションは停止します。

Q: 特定のレプリカをフェイルオーバーターゲットとして他のレプリカに優先できますか?

A: はい。クラスターの各インスタンスに昇格優先階層を割り当てることができます。プライマリインスタンスが失敗した場合、Amazon RDS は最も高い優先度のレプリカをプライマリに昇格します。複数のレプリカ間の競合が同じ優先度の層に存在する場合、Amazon RDS が同じサイズのそのレプリカをプライマリインスタンスとして昇格します。フェイルオーバーロジックの詳細については、Amazon Aurora ユーザーガイドをお読みください。

Q: インスタンスへの優先階層を作成した後に変更できますか?

A: インスタンスへの優先階層はいつでも変更できます。優先階層を変更するだけでは、フェイルオーバーはトリガーされません。

Q: 特定のレプリカがプライマリインスタンスに昇格することを防ぐことはできますか?

A: プライマリインスタンスに昇格させたくないレプリカを低い優先階層に割り当てることができます。しかし、クラスターの高い優先度のレプリカが正常でない、または何らかの理由により利用できない場合、Amazon RDS は低い優先階層のレプリカを昇格します。

Q: 単一の Amazon Aurora データベースの可用性をどのように向上できますか?

Amazon Aurora レプリカを追加できます。Amazon Aurora レプリカは基盤となるストレージをプライマリインスタンスと共有します。任意の Amazon Aurora レプリカをデータを損失することなくプライマリに昇格できるため、プライマリ DB インスタンスに障害が発生した際の耐障害性を向上するために使用できます。データベースの可用性を高めるためには、3 つのアベイラビリティーゾーンに任意に 1 から 15 個のレプリカを作成するだけで、Amazon RDS が自動でデータベースの機能停止時のフェイルオーバープライマリ対象としてそれらのレプリカを認識します。

Q: フェイルオーバー中はどのようなことが起き、どのくらいの時間がかかりますか?

フェイルオーバーは Amazon Aurora によって自動的に処理されるため、アプリケーションは管理上の手動介入なく、可能な限り迅速にデータベースオペレーションを再開することができます。

  • 同一の、または異なるアベイラビリティーゾーンに Amazon Aurora レプリカを作成している場合、障害が発生すると Amazon Aurora は DB インスタンスの正規名レコード(CNAME)を反転させ、正常なレプリカを指定します。指定されたレプリカは新しいプライマリに昇格されます。通常フェイルオーバーは開始から完了まで 1 分以内に終了します。
  • Amazon Aurora レプリカを作成していない場合(単一のインスタンスの場合)、Aurora は元のインスタンスと同じアベイラビリティーゾーンに新しい DB インスタンスの作成を試します。この処理に失敗した場合、Aurora は異なるアベイラビリティーゾーンに新しい DB インスタンスの作成を試行します。通常フェイルオーバーは開始から完了まで 15 分以内に終了します。

接続が切断された場合、通常アプリケーションはデータベースへの接続を再試行します。

Q: プライマリデータベースと Amazon Aurora レプリカがアクティブに読み込みトラフィックを処理していてフェイルオーバーが実行された場合はどうなりますか?

Amazon RDS はプライマリインスタンスの問題を自動的に検知し、読み込み / 書き込みトラフィックを Amazon Aurora レプリカにルーティングします。平均で、このフェイルオーバーは 1 分未満で完了します。さらに、Amazon Aurora レプリカが処理していた読み込みトラフィックは一時的に中断されます。

Q: レプリカはどのくらいプライマリから遅れますか?

Amazon Aurora レプリカはプライマリと同じデータボリュームを共有しているため、実質的にレプリケーションラグはありません。ラグは通常数十ミリ秒です。MySQL リードレプリカの場合、レプリケーションラグは変更率または適用率、およびネットワーク通信の遅延に応じて無制限に増大する可能性があります。ただし、通常の状況では数分のレプリケーションラグが一般的です。

Q: Amazon Aurora を Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) で使用できますか?

はい。すべての Amazon Aurora DB インスタンスが必ず VPC で作成されます。Amazon VPC では、お客様のデータセンターで運用されている従来型のネットワークを正確に模して、仮想ネットワークのトポロジーを定義することができます。これにより、どのユーザーが Amazon Aurora データベースにアクセスできるかを完全に管理できます。

Q: Amazon Aurora は移動中と保存中にデータを暗号化しますか?

はい。Amazon Aurora では SSL (AES-256) を使用して移動中のデータが保護されます。Amazon Aurora では、AWS Key Management Service (KMS) で管理されるキーを使って、データベースを暗号化できます。Amazon Aurora 暗号化を使って実行するデータベースインスタンスでは、基盤となるストレージに保存される保管中のデータが、同じクラスター内の自動バックアップ、スナップショット、レプリカと同様に暗号化されます。暗号化と復号はシームレスに処理されます。Amazon Aurora での KMS の使用に関する詳細は、Amazon RDS ユーザーガイドを参照してください。

Q: 暗号化されていない既存のデータベースを暗号化できますか?

現在のところ、暗号化されていない既存の Aurora インスタンスの暗号化はサポートされていません。暗号化されていない既存のデータベースで Amazon Aurora 暗号化を使用するには、暗号化を有効にした新規 DB インスタンスを作成し、データを移行してください。

Q: Amazon Aurora データベースにはどのようにアクセスするのですか?

Amazon Aurora データベースのアクセスには必ずデータベース作成時に入力したデータベースポートを使用します。これを行うことで、データに対するセキュリティが一層強化されます。Amazon Aurora データベースに接続する際の詳細な手順は、Amazon Aurora の接続に関するガイドに記載されています。

Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility がプレビューで利用可能になりました。既存の PostgreSQL アプリケーションにまったく変更を加えることなく、同じハードウェアでも PostgreSQL での実行に比べ最大 2 倍のパフォーマンスが実現されます。Amazon Aurora のよくある質問のこの部分は、特に Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility プレビューを対象としています。プレビューにサインアップします。

Q: 「PostgreSQL と互換性がある」とはどういう意味ですか?

これは、PostgreSQL データベースで既に使用しているすべてのコード、アプリケーション、ドライバ、ツールを、まったく変更を加えずに Amazon Aurora で使用できることを意味します。Amazon Aurora は、PostgreSQL 9.6 との強い互換性を持つよう設計されています。

Q: プレビューにサインアップしてから、アクセス可能になるまでにどれほどの時間がかかりますか? どのように通知されますか?

プレビュー参加の承認はキャパシティーに基づいて行います。承認された場合、プレビューと専用フォーラムへのアクセス方法の詳細が記載されたメールが届きます。

Q: プレビュー中の利用料金は発生しますか?

プレビュー期間中、プレビューデータベースインスタンスやプレビューデータベースの使用するストレージに対する料金は発生しません。

Q: Amazon Aurora の PostgreSQL 互換エディションには、PostgreSQL のコミュニティエディションにはない、どのような独自の特徴がありますか。

• 安定した高スループット: Amazon Aurora は、データベースエンジンが利用可能なコンピューティング、メモリ、ネットワーキングを最大限に活用できるようにさまざまなソフトウェアおよびハードウェア技術を使用しています。I/O オペレーションにはクォーラムのような分散型システム技術が使用され、パフォーマンスの一貫性を向上させています。pgbench のような標準のベンチマークでテストした結果、同じハードウェアで実行された標準の PostgreSQL 9.5 と比べて最大 3 倍のパフォーマンスを記録しました。

• 耐障害性と自己修復ストレージ: データは 3 つのアベイラビリティーゾーンで 6 方面にレプリケーションされます。Amazon Aurora ストレージは耐障害性を有しており、最大 2 つまでのデータコピーの損失であればデータベースの書き込み能力に影響せずに透過的に処理し、最大 3 つまでのコピーの損失であれば読み込み能力に影響せずに処理します。Amazon Aurora ストレージには自己修復データブロックがあり、ディスクには継続的にエラースキャンが実施され、置き換えも自動で行われます。

• ストレージの自動スケーリング: Amazon Aurora では、データベースのニーズ増大に合わせて自動的にデータベースのサイズが拡張されます。ボリュームは 10 GB ごとに最大 64 TB まで、またはお客様が指定したサイズまで拡張されます。将来の拡張に備えてデータベースに余分なストレージをプロビジョンする必要はありません。お支払いいただくのは、実際に消費したストレージの分だけです。

• インスタンスのモニタリングと修復: Amazon RDS では、Amazon Aurora データベースおよび基盤となる EC2 インスタンスのモニタリングが継続的に実施されています。データベースに問題が発生すると、Amazon RDS によってデータベースと関連するプロセスの再起動が自動で実行されます。Amazon Aurora ではデータベース REDO ログのクラッシュリカバリリプレイが必要ないため、再起動時間が大幅に短縮されています。また Amazon Aurora ではデータベースのバッファキャッシュがデータベース処理から隔離されるため、データベースの再起動時にもキャッシュが削除されません。基盤となるインスタンスに障害が発生した場合、Amazon RDS は RDS マルチ AZ テクノロジーを使用して、3 つのアベイラビリティーゾーンに作成した最大 15 個の Amazon Aurora レプリカのうちの 1 つに自動でフェイルオーバーします。Amazon Aurora レプリカがプロビジョンされていない場合、障害時には Amazon RDS によって新しい Amazon Aurora DB インスタンスの作成が自動的に試行されます。

Q: Amazon Aurora ではデータベースが 3 つのアベイラビリティーゾーンの 6 方面にレプリケーションされます。これは実際のストレージ料金が料金表ページ記載の料金より高くなるということですか?

いいえ。Amazon Aurora のレプリケーションは料金に含まれています。データベースで使用するストレージに基づいた料金のみ発生します。

Q: PostgreSQL から Amazon Aurora に、またはその逆に移行するにはどうすればよいですか?

オンプレミスの PostgreSQL、EC2 の PostgreSQL、RDS for PostgreSQL からの移行では、標準の pg_dump ユーティリティーを使用して PostgreSQL からのデータエクスポート、pg_restore ユーティリティーを使用して Amazon Aurora へのデータインポートが実行できます。逆方向についても同様です。また、PostgreSQL から Amazon Aurora へのデータ移行を AWS Database Migration Service によって実行することもできます。このサービスでは、Oracle、SQL Server、MySQL、PostgreSQL データベースのどれからでも、オンプレミスと AWS 内のどちらでも、アプリケーションのダウンタイムなくデータを MySQL 互換または PostgreSQL 互換の Amazon Aurora インスタンスに透過的に移行できます。データベーススキーマとデータベースコード (Oracle PL/SQL で書かれたものなど) も、Oracle や SQL Server から Amazon Aurora に AWS Schema Conversion Tool を使用して簡単に移行できます。これはデータベースのスキーマおよびコードのセルフサービス移行ツールです。

Q: Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility を使用するためにクライアントドライバの変更が必要ですか?

Amazon Aurora は標準の PostgreSQL データベースドライバで動作します。

Q: PostgreSQL の拡張機能は Amazon Aurora で使えますか?

Amazon Aurora では、Amazon RDS for PostgreSQL で一般的な拡張機能がサポートされています。これには PostGIS、dblink、およびその他多数のデータタイプ、インデックス、検索などの便利な拡張機能が含まれます。お客様の需要に応じて、今後も利用できる拡張機能を追加していきます。

Q: PostgreSQL の 2 倍のパフォーマンスというのはどういう意味ですか?

Amazon Aurora では、データベースワークロード用の SSD ベースの仮想化ストレージレイヤーとデータベースエンジンを完全に統合し、ストレージシステムに対する書き込みを削減し、ロックの競合を最小化し、データベースのプロセススレッドを排除することで、PostgreSQL と比較して大幅に高いパフォーマンスが実現されています。

Q: Amazon RDS for PostgreSQL (Community Edition) のサポートは継続されますか?

はい。Amazon RDS でも PostgreSQL の今後のリリースのサポートや機能強化を継続します。

Q: Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility の料金設定はどうなりますか?

PostgreSQL 互換の料金設定は、MySQL 互換のものと同じになります。

Q: Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility を Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) で使用できますか?

はい。Amazon Aurora のデータベースインスタンスはすべて必ず VPC で作成されます。Amazon VPC では、お客様のデータセンターで運用されている従来型のネットワークを正確に模して、仮想ネットワークのトポロジーを定義することができます。これにより、どのユーザーが Amazon Aurora データベースにアクセスできるかを完全に管理できます。

Q: Amazon Aurora with PostgreSQL Compatibility には、どのようなセキュリティ機能が用意されていますか?

Amazon Aurora では、SSL による転送中データの保護と、透過的データベース暗号化による保管中データの保護がサポートされています。AWS KMS を使用して暗号化キーを管理することも、ハードウェアセキュリティモジュール (HSM) を使用して独自の暗号化キーを準備することもできます。Amazon Aurora は AWS CloudTrail および AWS Identity and Access Management (IAM) と統合されており、すべての API コールの追跡と、フェデレーションを介した LDAP および Active Directory システムとの統合が可能です。

Q: Amazon Aurora の保管中のデータはすべて暗号化されますか?

はい。オプションとして、PostgreSQL 互換の Amazon Aurora データベースインスタンスに保存されたデータすべては保管中に暗号化でき、使用するキーは AWS Key Management System (KMS) で管理できます。

Q: Amazon Aurora データベースのストレージの下限と上限はどれくらいですか?

ストレージの下限は 10 GB です。データベースの使用量に応じ、Amazon Aurora ストレージは 10 GB 単位で最大 64 TB まで、データベースのパフォーマンスに影響を与えずに拡張されます。事前にストレージをプロビジョンする必要はありません。

Q: DB インスタンスのバックアップはどうすれば有効にできますか?

自動化されたバックアップは継続的に作成され、常時 Amazon Aurora データベースインスタンスで有効になっています。バックアップはデータベースのパフォーマンスに影響を与えません。

Q: DB スナップショットを作成したあと、いつまでもスナップショットを保持できますか?

はい。スナップショットの作成時にパフォーマンスへの影響はありません。データベーススナップショットからデータを復元する場合は新しくデータベースインスタンスを作成する必要があることに注意してください。

Q: Amazon Aurora インスタンスに障害が発生した場合、データが失われますか?

Amazon Aurora では 3 つのアベイラビリティーゾーンにわたって 6 個のデータコピーが保持されているため、正常なアベイラビリティーゾーンにある損失のないデータからのデータベース復元が試行されます。Amazon Aurora ストレージでデータが利用不可になるというまれなケースでは、スナップショットからレプリケーションするか、任意の時点を指定して新しいインスタンスへの復元オペレーションを実行できます。任意の時点を指定した復元オペレーションの場合、レプリケーションできる時点は直近で 5 分前までです。

Q: DB インスタンスを削除した場合、自動バックアップと DB スナップショットはどうなりますか。

DB インスタンスを削除する際に、最後の DB スナップショットを作成するか選択できます。作成した場合、この DB スナップショットを使用してあとから DB インスタンスをレプリケーションできます。Amazon Aurora は、DB インスタンスが削除されたあとも、このユーザーが作成した最終的な DB スナップショットと手動で作成されたその他の DB スナップショットをすべて保持します。DB インスタンスの削除後は、DB スナップショットのみ保持されます。自動作成されたバックアップは DB インスタンス作成時に削除されます。

Q: Aurora ではどのようなレプリケーションがサポートされていますか?

プレビュー期間の当初、Amazon Aurora の PostgreSQL 互換エディションではリードレプリカがサポートされません。Amazon Aurora リードレプリカと外部リードレプリカのサポートは、いずれも後ほど追加される予定です。詳細については、プレビューの連絡先にお問い合わせください。

Q: Amazon Aurora はディスク障害に対するデータベースの耐障害性をどのように向上しますか?

Amazon Aurora はデータベースボリュームを自動で 10 GB のセグメントに分割し、多数のディスクに分散します。各 10 GB 単位のデータベースボリュームが、3 つのアベイラビリティーゾーンにかけて 6 個レプリケーションされます。Amazon Aurora は最大 2 つまでのデータのコピー損失をデータベースの書き込み能力に影響せずに透過的に処理し、最大 3 つまでのコピー損失を読み込み能力に影響せずに処理します。また、Amazon Aurora ストレージは自己修復機能を備えています。データブロックおよびディスクはエラー検出のために継続的にスキャンされ、自動的にリペアされます。