このパートナーソリューションは、Red Hat OpenShift Container Platform クラスター上の IBM Cloud Pak for Data を Amazon Web Services (AWS) クラウドにデプロイします。Cloud Pak for Data は、データを人工知能 (AI) 向けに整備するのに役立つ分析プラットフォームです。これにより、データエンジニア、データスチュワード、データサイエンティスト、およびビジネスアナリストは、統合されたマルチクラウドプラットフォームを使用して共同で作業ができるようになります。
このデプロイは、場所を問わず、データの接続、カタログの作成、管理、変換、分析を行うエンタープライズユーザー向けです。
このパートナーソリューションは IBM と AWS が共同開発しました。IBM は AWS パートナーです。
AWS Service Catalog の管理者は、このアーキテクチャをご自分のカタログに追加できます。
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構築するもの
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デプロイ方法
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コストとライセンス
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構築するもの
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パートナーソルーションでは以下のセットアップを行います。
- 1 つまたは 3 つのアベイラビリティーゾーンを使用した、可用性の高いアーキテクチャ。*
- AWS のベストプラクティスに基づくパブリックサブネットとプライベートサブネットで構成される VPC。これにより、AWS で独自の仮想ネットワークが提供されます。*
- パブリックサブネット内:
- ブートノードである Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) インスタンスは、プライベートサブネット内の Amazon EC2 インスタンスへのインバウンドの Secure Shell (SSH) アクセスを可能にする踏み台ホストとしても機能します。
- マネージド型 Network Address Translation (NAT) ゲートウェイは、プライベートサブネット内のリソースへのアウトバウンドのインターネットアクセスを提供します。*
- プライベートサブネット内:
- 最大 3 つのアベイラビリティーゾーンにある OpenShift Container Platform (OCP) のマスターノード。
- Cloud Pak for Data の収集、編成、分析などのサービスを組み合わせた OCP コンピューティングノード。
- コンテナの永続データには、コンピューティングノードにマウントされた Elastic Block Store ディスク。
- OCP のコンピューティングノードにアクセスするためのプライベートサブネット全体のマスター Load Balancer。これにより、ウェブブラウザからの Cloud Pak for Data へのアクセスが可能になります。
- Application Load Balancer は OCP のコンピューティングノードにアクセスするためにプライベートサブネットを拡張します。
- OCP コンピューティングノード用の OpenShift Auto Scaling。
- Amazon Route 53 をパブリックドメインネームシステム (DNS) として使用すると、IBM Cloud Pak for Data 管理コンソール用のドメイン名を解決できます。
- プルシークレットとデプロイログを保存するための Amazon S3。
* パートナーソリューションを既存の VPC にデプロイするテンプレートは、アスタリスクが付けられたコンポーネントをスキップし、既存の VPC 設定にユーザーを誘導します。
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デプロイ方法
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IBM Cloud Pak for Data をデプロイするには、デプロイガイドの指示に従います。標準デプロイにはおよそ 3 時間、高可用性 (HA) デプロイにはおよそ 4 時間かかります。デプロイプロセスには、次のステップが含まれます。
- このパートナーソリューションには、Red Hat のサブスクリプションが必要です。デプロイ中に、OpenShift インストーラーがプロビジョニングするインフラストラクチャのプルシークレットを提供してください。60 日間有効な OpenShift の評価版ライセンスを入手するには、Evaluate Red Hat OpenShift Container Platform の手順に従います。
- Cloud Pak for Data に登録する 有料のライセンスを持っていない場合は、60 日間のトライアルサブスクリプションキーを作成できます。
- コンテナストレージのオプションを選択します。
- AWS アカウントをお持ちでない場合は、https://aws.amazon.com でサインアップし、アカウントにサインインしてください。
- 次のオプションから選択して、パートナーソリューションを起動します。スタックを作成する前に、ツールバーでリージョンを選択してください。
- (オプション) アプリケーションのセキュリティグループを編集します。
- Cloud Pak for Data のウェブクライアントを使用してデプロイメントをテストします。
- OpenShift コンソールを使用してクラスターを管理します。
- (オプション) ブートノードの SSH アクセスを提供します。
Amazon は、本ソリューションで AWS と協力した AWS パートナーとユーザーデプロイ情報を共有する場合があります。
- このパートナーソリューションには、Red Hat のサブスクリプションが必要です。デプロイ中に、OpenShift インストーラーがプロビジョニングするインフラストラクチャのプルシークレットを提供してください。60 日間有効な OpenShift の評価版ライセンスを入手するには、Evaluate Red Hat OpenShift Container Platform の手順に従います。
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コストとライセンス
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60 日間のトライアルで始めることも、既存の Cloud Pak for Data のライセンスを利用することもできます。追加費用は、ご利用のプラットフォームのストレージタイプによって異なります。Amazon EFS、Portworx、または OCS の 3 つのストレージクラスから選択できます。EFS の料金は、ご利用の AWS アカウントに自動的に請求されます、Portworx の体験版、または OCS の評価版の使用を選択できます。詳細については、Portworx または OCS を参照してください。
Cloud Pak for Data の料金情報、または既存のライセンスの使用については、IBM の営業担当者 (+1 (877) 426-3774) までお問い合わせください。ライセンス条件の詳細については、IBM のライセンス契約を参照してください。
このソリューションの実行中に使用した AWS のサービスおよびサードパーティーライセンスのコストは、お客様のご負担となります。このソリューションを使用しても追加コストは発生しません。
このソリューションには、カスタマイズ可能な設定パラメータが含まれています。インスタンスタイプなどの設定の一部は、デプロイにかかるコストに影響します。料金の見積もりについては、利用する AWS の各サービスの料金ページを参照してください。料金は変更される場合があります。
ヒント: ソリューションをデプロイした後、 AWS Cost and Usage Report を作成し、関連するコストを追跡します。これらのレポートは、お客様のアカウントでの Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) バケットへの請求メトリクスを提供します。毎月の使用量に基づいてコストを見積もり、月末のデータを集計します。詳細については、 AWS Cost and Usage Report とはを参照してください。