料金体系の仕組み
Amazon WorkSpaces ファミリーのサービスは、柔軟で費用対効果の高い価格設定になっており、必要以上のプロビジョニングを行うことなく、必要なリソースに応じた支払いができるようになっています。
Amazon WorkSpaces の価格設定は、仮想デスクトップインスタンスごとに月額課金と時間課金のオプションがあり、クラウドベースの仮想デスクトップを幅広い従業員に提供するために必要なすべての機能が含まれています。
Amazon WorkSpaces Core の料金では、仮想デスクトップインスタンスごとに月額課金と時間課金のオプションがあります。サードパーティー製 VDI ソフトウェアのライセンスを別途購入します。
Amazon WorkSpaces Web の料金では、1 ユーザーあたり 200 時間までのストリーミングを含む、月間のアクティブユーザーあたりの定額制となっており、200 時間を超えると 1 時間ごとに課金されるようになっています。
Amazon WorkSpaces の料金
WorkSpaces では、月単位のサブスクリプションまたは時間単位での使用料をお支払いいただきます。月額制のオプションの場合、仮想デスクトップごとに月額固定料金を支払い、その月は無制限に利用できます。無制限の利用料金は、プライマリデスクトップとしてサービスを利用するワーカーに最適です。
時間課金制では、インフラとストレージのコストをカバーするために、仮想デスクトップごとに少額の月額固定料金を支払い、月間の使用時間に応じて低額の定額料金を支払います。時間単位での計測は、仮想デスクトップへのアクセスがパートタイムで済むワーカーにより適しています。
AWS アカウント内では、月額課金と時間課金のオプションを併用することができ、課金期間内であればいつでもこれらの課金オプションを切り替えることができます。各ワーカーのタイプに適したオプションを選択するために、当社のツール Cost Optimizer をご活用ください。詳細については、Amazon WorkSpaces のよくある質問をご覧ください。
-
Ubuntu Linux バンドルオプション
-
Linux バンドルオプション
-
Windows バンドルオプション
-
Windows バンドルオプション – 自分のライセンス使用 (BYOL) *
-
Ubuntu Linux バンドルオプション
-
-
Linux バンドルオプション
-
-
Windows バンドルオプション
-
各 Windows Bundle Option には、WorkSpace ごとに Microsoft Remote Desktop Services (RDS) Subscriber Access License (SAL) が含まれています
-
Windows バンドルオプション – 自分のライセンス使用 (BYOL) *
-
* ライセンスポータビリティの対象である必要があります。BYOL の詳細については、こちらのページを参照してください。
注:
- ビデオ会議を最大限に活用するには、Power または PowerPro バンドルのみを使用することをお勧めします。
- Windows 11 BYOL でサポートされているバンドルは、Standard、Performance、Power、および PowerPro バンドルのみです。
- 月額料金は初回月のみ日割り計算されます。翌月から月額料金は全額発生します。
- 時間料金は、Amazon WorkSpaces の実行中に課金される時間単価と月額固定のインフラストラクチャ費用の合計になります。時間料金の場合、使用されていない Amazon WorkSpaces はアクティブではなくなってから指定された期間が経過した後に自動的に停止し、時間単位の課金は一時停止されます。
- Amazon WorkSpaces の料金には、AWS Directory Service for Simple AD および AWS Directory Service for AD Connector (利用できる場合) の使用料が含まれています。AWS Directory Service for Microsoft AD の使用料は含まれていません。AWS Directory Service の料金の詳細については、こちらを参照してください。
WorkSpace のサイズを判断しやすくするために、さまざまなワークロードの例を以下の表に示します。必要に応じて WorkSpaces のサイズを変更することもできます。これらのコンピューティングタイプの詳細については、「Amazon WorkSpaces バンドル」を参照してください。
エンドユーザーカテゴリ | ワークロードタイプ | ユーザー例 | ユースケース | 推奨バンドル |
1 つのタスクを実行し、最小限のアプリケーションしか使用しないエンドユーザー | 軽度 | タスクワーカー、フロントデスクユーザー | データ入力アプリケーション、テキスト編集、および踏み台ホスト | バリュー |
軽度~中 | タスクワーカー、フロントデスクユーザー、およびコンタクトセンターの従業員 | データ入力アプリケーション、テキスト編集、踏み台ホスト、ライブチャット、E メール、およびメッセージングアプリ | スタンダード | |
複雑なスプレッドシート、プレゼンテーション、および大きな文書を作成するエンドユーザー | 中 | タスクワーカー、コンタクトセンターの従業員、およびビジネスアナリスト | データ入力アプリケーション、ライブチャット、E メール、メッセージングアプリ、および電話会議 | パフォーマンス |
高パフォーマンスのワークロードを持つエンドユーザー | 中~重度 | コンタクトセンターの従業員、ナレッジワーカー、ソフトウェア開発者、およびビジネスインテリジェンスアナリスト | オーディオ/ビデオ会議、統合開発環境 (IDE) を使用したソフトウェア開発 | パワー |
重度 | コンタクトセンターの従業員、ナレッジワーカー、ソフトウェア開発者、およびデータサイエンティスト | オーディオ/ビデオ会議、画面共有、統合開発環境 (IDE) を使用したソフトウェア開発、およびビッグデータ分析 | パワープロ | |
グラフィックと大量のコンピューティング/メモリリソースを必要とするワークロードを持つエンドユーザー | 重度~高速 | グラフィック/アーキテクチャデザイナー、およびCAD/CAM ユーザー | リモートグラフィックワークステーション、コンピューターなど、グラフィックを多用するアプリケーション | Graphics.g4dn |
高速 | ビデオエディター、ゲーマーやゲーム開発者、データマイナー、GIS データエンジニア、AI サイエンティスト | ビデオトランスコーディングと 3D レンダリング、フォトリアスティックデザイン、グラフィックワークステーション、ゲームストリーミング、ML モデルトレーニング、ML 推論 | GraphicsPro、 GraphicsPro.g4dn |
詳細については、Amazon WorkSpaces のよくある質問を参照してください。
Amazon WorkSpaces の料金例
米国西部 (オレゴン) リージョンを使用して、2 組のユーザー用に 仮想デスクトップ を起動します。最初の 100 名のユーザーは、一般的な生産性のために WorkSpaces をフルタイムのデスクトップとして使用するため、月額利用オプションが必要です。一方、2 番目の 10 名のユーザーグループは、より高性能なマシンへのアクセスが随時必要なため、時間課金制により適しています。
最初の 100 名のユーザーグループには、1vCPU、2 GB メモリ、80 GB ルートボリューム、10 GB ユーザーボリュームがあり、Windows 上で動作する Windows Value Bundle を選択し、1 台あたり 25 USD/月の固定価格としました。月額制のオプションでは、ユーザーは仮想デスクトップに無制限にアクセスすることができます。このユーザーグループの月額費用は、100 ユーザー × 25 USD/仮想デスクトップで、合計 2,500 USD/月となります。
2 つ目のグループである 10 人のパートタイムユーザーには、4vCPU、16 GB メモリ、80 GB ルートボリューム、10 GB ユーザーボリューム、1 時間ごとの計測を備えた Linux Power Bundle を選択しました。時間課金制の場合、この仮想デスクトップは 7.25 USD/月 + 0.64 USD/時間の固定価格となります。10 人のユーザーがそれぞれ週に 5 時間 (1 か月に 20 時間) 仮想デスクトップを使用すると仮定します。このユーザーグループの月間使用料は以下のように計算されます。
10 ユーザー×7.25 USD のアクセスコスト = 72.50 USD の定額アクセスコスト
200 時間の利用 × 0.64 USD = 128 USDの時間課金制の利用コスト
アクセスコスト 72.50 USD + 1 時間あたりの利用コスト 128 USD = 合計 200.50 USD
なお、この Linux マシンの月額利用料金は 66 USD です。時間課金制を使用することで、月額利用料金の 660 USD と比較して、1 か月に 459.50 USD の節約になりました。
WorkSpaces の料金/課金の詳細については、よくある質問の料金セクションをご覧ください。
WorkSpaces サービスの Microsoft 365 ライセンス
2023 年 8 月 1 日以降、お客様の Microsoft 365 Apps エンタープライズ向けライセンスを追加料金なしで WorkSpaces サービスで実行できるようになります。
追加バンドルオプション
WorkSpaces の仮想デスクトップには、追加費用なしでアプリケーションセットが付属しています。追加の月額料金を支払うことで、Windows Server 2016 を搭載した仮想デスクトップに、32 ビット版 Microsoft Office 2016 Professional Plus と Trend Micro Worry-Free Business Security をインストールすることができます。また、Windows Server 2019 を搭載した仮想デスクトップには、64 ビット版の Microsoft Office 2019 Professional Plus をインストールすることも可能です。
また、WorkSpaces ユーザーには、追加料金なしで、50 GB のストレージが用意されたドキュメント共有、コンテンツコラボレーションサービス Amazon WorkDocs へのアクセス権限が付与されます。WorkSpaces ユーザー 1 人につき 1 TB のストレージにアップグレードする際は割引料金が適用されます。詳細については、Amazon WorkDocs の料金を参照してください。
Amazon WorkSpaces Core の料金
WorkSpaces Core では、月単位のサブスクリプションまたは時間単位での使用料をお支払いいただきます。月額課金制のサービスの場合、仮想デスクトップごとに月額固定料金を支払い、その月は無制限に利用できます。無制限の利用料金は、プライマリデスクトップとしてサービスを利用するワーカーに最適です。
時間課金制では、インフラとストレージのコストをカバーするために、仮想デスクトップごとに少額の月額固定料金を支払い、月間の使用時間に応じて低額の定額料金を支払います。時間単位での計測は、仮想デスクトップへのアクセスがパートタイムで済むワーカーにより適しています。
AWS アカウント内では、月額課金と時間課金のオプションを併用することができ、課金期間内であればいつでもこれらのオプションを切り替えることができます。
WorkSpaces Core の費用に加えて、ライセンスが必要な場合は別途、サードパーティーの VDI 管理ソフトウェアのライセンス、さらに仮想デスクトップ上で実行したい追加の OSやソフトウェアを購入することができます。
WorkSpaces Core の価格構成は、WorkSpaces と同じで、月額課金と時間課金のオプションがあります。ただし、WorkSpaces Core は VDI ハードウェアのみを提供するため、すべてが揃った WorkSpaces よりも低価格で提供されます。対応する VDI 管理ソフトウェアのライセンスは、お客様ご自身でご用意いただくこともできますし、AWS Marketplace から購入することも可能です。
WorkSpaces Core API は、サードパーティーの VDI 管理ソリューションプロバイダとの統合が必要です。現在、多くの VDI ソリューションプロバイダーと協力し、WorkSpaces Core API の実装を進めています。これらの統合されたソリューションの料金と利用可能なリージョンについては、AWS のアカウント担当者に確認するか、お問い合わせからご連絡ください。
-
Workspaces Core Windows 10 バンドルオプション
-
Workspaces Core Windows 11 バンドルオプション
-
Workspaces Core Windows 10 バンドルオプション
-
-
Workspaces Core Windows 11 バンドルオプション
-
* BYOL のライセンスポータビリティの対象であり、WorkSpaces Core パートナーを有していることが必要です。詳細については、こちらのページをご覧ください。
注:
- Windows 11 BYOL でサポートされているバンドルは、Standard、Performance、Power、および PowerPro バンドルのみです。
Amazon WorkSpaces Core の料金例
米国西部 (オレゴン) リージョンを使用して、2 組のユーザー用に 仮想デスクトップ を起動します。最初の 100 名のユーザーは、一般的な生産性のために WorkSpaces をフルタイムのデスクトップとして使用するため、月額利用オプションが必要です。一方、2 番目の 10 名のユーザーグループは、より高性能なマシンへのアクセスが随時必要なため、時間課金制により適しています。
最初の 100 名のユーザーグループには、1vCPU、2 GB メモリ、80 GB ルートボリューム、10 GB ユーザーボリュームがあり、Windows 上で動作する Value Bundle を選択し、仮想デスクトップごとに 16.80 USD/月の固定価格としました。月額制の場合、ユーザーは仮想デスクトップに無制限にアクセスすることができます。このユーザーグループの月額費用は、100 ユーザー × 16.80 USD/仮想デスクトップで、合計 1,680 USD/月となります。
2 つ目のグループである 10 人のパートタイムユーザーには、4vCPU、16 GB メモリ、80 GB ルートボリューム、10 GB ユーザーボリューム、1 時間ごとの計測を備えた Power Bundle を選択しました。時間課金制の場合、この仮想デスクトップは 5.80 USD/月 + 0.51 USD/時間の固定価格となります。10 人のユーザーがそれぞれ週に 5 時間 (1 か月に 20 時間) 仮想デスクトップを使用すると仮定します。このグループの月間使用料は以下のように計算されます。
10 ユーザー × 5.80 USD のアクセスコスト = 58 USD
200 時間利用 × 0.51 USD = 102 USD
アクセスコスト 58 USD + 利用コスト 102 USD = 合計 160 USD
Amazon WorkSpaces Core の料金/課金の詳細については、よくある質問の料金セクションをご覧ください。
Amazon WorkSpaces Web の料金
Amazon WorkSpaces Web では、毎月のアクティブユーザー (MAU) に基づいて、最大 200 ストリーミング時間について、定額料金をお支払いいただきます。ある暦月内にユーザーが WorkSpaces Web ポータルに接続した場合、そのユーザーは MAU としてカウントされます。固有のユーザーが特定の月に 200 時間を超えてストリーミングする場合、ストリーミングが 1 時間増えるごとに課金されます。その暦月に非アクティブなユーザーについては課金されません。
Amazon WorkSpaces Web リージョン別料金表
リージョン | 各月間アクティブユーザーに対する料金 | 追加ストリーミング時間あたりの料金 |
米国東部 (バージニア北部) | 7 USD | 0.035 USD |
米国西部 (オレゴン) | 7 USD | 0.035 USD |
カナダ (中部) | 7 USD | 0.035 USD |
欧州 (アイルランド) | 7 USD | 0.035 USD |
欧州 (ロンドン) | 8 USD | 0.04 USD |
欧州 (フランクフルト) | 8 USD | 0.04 USD |
アジアパシフィック (シンガポール) | 8 USD | 0.04 USD |
アジアパシフィック (シドニー) | 7.50 USD | 0.0375 USD |
アジアパシフィック (ムンバイ) | 8 USD | 0.04 USD |
アジアパシフィック (東京) | 8.50 USD | 0.0425 USD |
Amazon WorkSpaces Web の料金例
米国東部 (バージニア北部) にウェブポータルを作成し、WorkSpaces Web にアクセスできるユーザー 100 人のグループがあったとして、そのうちの 10 人だけが暦月内にコンテンツにアクセスした場合、その 10 人分の料金のみを支払うことになります。ユーザーあたり最大 200 時間のストリーミングについて 70 USD (10 x 7 USD/MAU) と、該当する税金が請求されます。1 名のユーザーが 300 時間ストリーミングした場合、そのユーザーについては 3.50 USD (100 × 0.035 USD/追加のストリーミング時間) が請求され、合計請求額は 73.50 USD になり、さらに該当する税金が課されます。ある暦月内にどのユーザーもコンテンツにアクセスしなかった場合、その暦月中に課金されることはありません。
特別料金キャンペーン
無料利用枠
AWS 無料利用枠 のサービスの一環として、Amazon WorkSpaces の無料利用枠では、80 GB のルートボリュームおよび 50 GB のユーザーボリュームを備えた 2 つのスタンダードバンドルの仮想デスクトップを時間課金制で稼働させ、最初の 3 つの請求サイクルにおいて、1 か月あたり合計で最長 40 時間お使いいただけます。
教育機関向け料金
教育機関向け料金は、Microsoft Windows をお使いの、対象となる教育機関ユーザーに対する WorkSpaces に適用されます。このオファーにより、教育機関の皆様はこの料金プランで Microsoft の割引が適用され、ユーザーごとに毎月 3.52 USD、またはユーザーごとに毎時 0.03 USD 割り引かれた料金でご利用いただけます。この割引は、Microsoft のライセンス条件およびドキュメントに基づいて対象ユーザーがご利用いただけます。利用対象と思われる方は、まずここでケースを記入してください。次のように選択し、必要項目を記入してください: Account and Billing Support (アカウントと課金サポート)、サービス: Billing (課金)、カテゴリ: Qualify as Educational institution (教育機関として対象)。お客様の情報を拝見した上で、料金やコストの削減についてサポートいたします。
Amazon WorkSpaces Multi-Region Resilience の料金
WorkSpaces Multi-Region Resilience は、任意のセカンダリ AWSリージョンでスタンバイ WorkSpaces をプロビジョニングします。スタンバイ WorkSpaces の料金コンポーネントは、時間単位の計測オプションを使用する通常の WorkSpaces に似ています。お客様は、インフラストラクチャとストレージのコストをカバーするために、仮想デスクトップごとに少額の月額固定料金を支払い、月間の使用時間に応じて低額の定額料金を支払います。スタンバイ WorkSpaces にアクセスするのは、メンテナンス作業を実行している場合、またはプライマリリージョンで WorkSpaces にアクセスできない場合のみであるため、時間単位の計測オプションを使用する通常の WorkSpaces よりも定額の固定月額料金で提供されます。AWS アカウント内でスタンバイ WorkSpaces と通常の WorkSpaces を両方利用することができます。
-
Windows バンドルオプション
-
Windows バンドルオプション – 自分のライセンス使用 (BYOL) *
-
Windows バンドルオプション
-
各 Windows Bundle Option には、WorkSpace ごとに Microsoft Remote Desktop Services (RDS) Subscriber Access License (SAL) が含まれています
-
Windows バンドルオプション – 自分のライセンス使用 (BYOL) *
-
注:
- 時間料金は、スタンバイ WorkSpaces の実行時に課金される時間単位の料金と、インフラストラクチャの固定月額費用を合計したものです。時間料金の場合、使用されていないスタンバイ WorkSpaces はアクティブではなくなってから指定された期間が経過した後に自動的に停止し、時間単位の課金は一時停止されます。
- スタンバイ WorkSpaces は、プライマリ WorkSpaces が月単位の計測オプションを使用している場合でも、時間単位の計測オプションのみを提供します。
- Amazon WorkSpaces Multi-Region Resilience は、ルートボリュームやユーザーボリュームをコピーすることなく、プライマリリージョンで選択された WorkSpaces のバンドルと同じバンドルを使用して、優先するセカンダリリージョンでスタンバイ WorkSpaces をプロビジョニングします。そのため、スタンバイ WorkSpaces は、アプリケーションやユーザーデータを保持することなく、プライマリ WorkSpaces と同じハードウェア設定を提供します。
- Amazon WorkSpaces Multi-Region Resilience の料金には、AWS Directory Service for Simple Active Directory および Active Directory Connector の利用が含まれます (利用可能な場合)。AWS Directory Service for Microsoft Active Directory の利用は含まれません。AWS Directory Service の料金の詳細については、こちらを参照してください。
詳細については、「Amazon WorkSpaces のよくある質問」を参照してください。
Amazon Amazon WorkSpaces Multi-Region Resilience の料金例
お客様は、プライマリリージョンである米国西部 (オレゴン) で、一般的な生産性向上を目的として WorkSpaces をフルタイムのデスクトップとして利用するため、月間サブスクリプションのオプションを必要とする 100 名のユーザーのために WorkSpaces を起動しました。セカンダリリージョンである米国東部 (バージニア北部) で、同じユーザーグループのために 100 のスタンバイ WorkSpaces を作成しました。
プライマリリージョンでは、1vCPU、2 GB のメモリ、80 GB のルートボリューム、10 GB のユーザーボリュームがあり、1 台あたり 25 USD/月の固定料金で Windows 上で動作する Windows Value Bundle を選択しました。月額サブスクリプションのオプションでは、ユーザーは WorkSpaces に無制限にアクセスすることができます。このユーザーグループの月額費用は、100 名のユーザー x WorkSpace あたり 25 USD で、月額合計は 2,500 USD です。
セカンダリリージョンでは、スタンバイ WorkSpaces の設定は同じですが、時間単位の計測を使用します。時間単位の計測では、スタンバイ WorkSpace の固定料金は 3.25 USD/月 + 0.22 USD/時間です。プライマリリージョンで毎月 100 の WorkSpaces を更新するとします。これに伴って、システムは、プライマリ WorkSpace の最新バンドルを使用して各スタンバイ WorkSpace を自動的に更新します。これには、WorkSpace ごとに 1 か月あたり 1 時間かかります。スタンバイ WorkSpaces の月額費用は次のように計算されます。
100 名のユーザー x 3.25 USD のアクセスコスト = 325 USD の固定アクセスコスト
100 時間の利用 x 0.22 USD = 22 USD の時間単位の使用の変動コスト
325 USD のアクセスコスト + 22 USD の時間単位の使用コスト = 347 USD の合計請求額
米国西部 (オレゴン) と米国東部 (バージニア北部) の合計請求額は、2,847 USD/月です。
料金に関するその他のリソース
Amazon WorkSpaces のコストオプティマイザーを使用して WorkSpaces の使用状況をモニタリングし、コストを最適化することで、予測不可能な仮想デスクトップの使用パターンに対応します。コストオプティマイザーは、仮想デスクトップ利用状況データを分析し、仮想デスクトップを最もコスト効率のよい支払いオプション (月額料金または時間料金) に自動で変換するソリューションです。
AWS の月額料金を簡単に計算できます。
個別のお見積もりをご希望の場合、AWS のスペシャリストにお問い合わせください。
**このキャンペーンの有効期限は、キャンペーンを利用し始めた時期にかかわらず、2023 年 10 月 1 日です。2023 年 10 月 1 日以降、キャンペーン期間中に起動した WorkSpaces は削除されない限り、自動的に適用される時間課金制で課金されます。
- このオファーはすべての Amazon WorkSpaces お客様を対象としており、すべての AWS リージョンで合計最大 5 の Ubuntu WorkSpace で有効となっています。このオファーを利用するお客様について Ubuntu WorkSpaces の使用量が計算される際は、すべての AWS リージョンにおける使用量が集計されます。5 個を超える WorkSpaces で Ubuntu WorkSpaces を使用すると、標準料金が請求されます。
- このオファーは、AutoStop モードで実行されている Ubuntu WorkSpaces に対してのみ有効です。AlwaysOn モードで実行されている Ubuntu WorkSpaces の使用に対しては、標準料金が請求されます。
- 理由の如何を問わず、いつでも本キャンペーンを終了することがあります。
Amazon WorkSpaces のリソースに関する詳細