投稿日: Dec 11, 2017

昨年、MySQL との互換性を備えた Amazon Aurora から組み込みのストアドプロシージャを介して AWS Lambda 関数を非同期的に呼び出すサポートが発表されました。バージョン 1.16 からは、この機能を拡張し、Lambda 関数を同期的に呼び出すことが可能になります。さらに、ネイティブ関数を使用してこの機能の同期バージョンおよび非同期バージョンの両方が実装され、Lambda 関数をクエリから呼び出せるようになりました。 

AWS Lambda では、プロビジョニングやサーバー管理を行わずに、コードを実行できます。スケーラビリティについて心配する必要もありません。Lambda を統合することで、Amazon Aurora MySQL データベース性能を拡張し、データ変更に基づいて機能するように外部アプリケーションを呼び出すことができます。たとえば、データベースに入っている顧客のメールアドレスが更新されるごとにメールを送信する Lambda 関数を作成できます。

別のアクションに移る前に、実行結果を知る必要がある場合は、ネイティブ関数 lambda_sync を使用します。別のアクションに移る前に、実行結果を知る必要がない場合は、ネイティブ関数 lambda_async または既存のストアドプロシージャ mysql.lambda_async を使用します。詳細については、Amazon Aurora MySQL ドキュメントをご覧ください。 

MySQL および PostgreSQL と互換性のあるリレーショナルデータベースエンジンで、オープンソースデータベースのシンプルさとコスト効率性を備え、高性能の商用データベースの可用性とスピードをあわせ持ったエンジンである、Amazon Aurora の詳細については、Amazon Aurora の製品ページをご覧ください。利用できるリージョンについては、Aurora 料金表ページをご覧ください。