投稿日: May 28, 2019

AWS Step Functions でワークフロー実行に関するメタデータにアクセスできるようになり、関連するリソースを簡単に識別できるようになりました。たとえば、ワークフローはその実行 ID、あるいはタスクがいつ開始されたかを示すタイムスタンプを取得することができます。これにより、ログを関連付けてデバッグを高速化し、ワークフローパフォーマンスデータを測定することが容易になります。各ワークフロー実行で使用可能なコンテキストオブジェクトを参照することによって、ワークフローはメタデータをタスクに渡します。 

AWS Step Functions を使うと、アプリケーションに柔軟なワークフロー自動化を追加できます。ワークフローのステップは、AWS Lambda 関数、Amazon EC2、オンプレミス等、どこにでも存在できます。AWS Step Functions は、Amazon ECS、AWS Fargate、Amazon DynamoDB、Amazon SNS、Amazon SQS、AWS Batch、AWS Glue、Amazon SageMaker とも統合されました。これらのサービスのすべてを数分で接続し協調させることが可能です。コードを書く必要はありません。

コンテキストオブジェクトのサポートは AWS Step Functions の料金に含まれており、追加料金はかかりません。本日より、AWS Step Functions では、Step Functions が使用可能なすべての AWS パブリックリージョンで、コンテキストオブジェクトからワークフローメタデータへのアクセスのサポートを開始します。AWS Step Functions が提供されているリージョンの一覧は、AWS リージョンをご参照ください。 

Step Functions についての詳細は AWS Step Functions の開発者ガイドを、ワークフローメタデータへのアクセスについての詳細は AWS Step Functions コンテクストオブジェクトをお読みください。