投稿日: Aug 6, 2019

Amazon Redshift 同時実行スケーリングが、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (ソウル) の 5 つの AWS リージョンでも利用できるようになりました。Amazon Redshift マネジメントコンソールに表示されるパフォーマンスグラフからは、同時実行スケーリングのアクティビティを確認したり、Amazon Redshift クラスターにおけるクエリの同時実行数、スループット、レイテンシー、キューに関連するパフォーマンスの向上をモニタリングしたりできます。

Amazon Redshift 同時実行スケーリングでは、伸縮自在にクエリ処理能力をスケーリングして一貫した高速パフォーマンスを提供し、何百ものクエリを同時に処理できます。同時実行スケーリングのリソースは、必要に応じてご利用の Redshift クラスターに数秒で透過的に追加されるため、待機することなくクエリを処理できます。同時実行スケーリングは、ほぼすべての Redshift ユーザーが無料で利用できます。これは、アクティブな各 Redshift クラスターに対して 1 日あたり 1 時間までの同時実行スケーリングクレジットが無料で付与されるためです。このクレジットはほとんどのお客様の同時実行性に関するニーズを十分に満たすものです。これにより、分析需要が変動している期間でも、月ごとのコストを予測することができます。 詳細については、Amazon Redshift の料金ページを参照してください。

同時実行スケーリングを有効にするには、Redshift クラスターマネジメントガイドの記載に従い、AWS マネジメントコンソールで [同時実行スケーリング] を [自動] に設定するだけです。同時実行スケーリングの使用量を特定のユーザーグループやワークロードに割り当て、使用できる多数の同時実行スケーリングクラスターを管理し、CloudWatch のパフォーマンスおよび使用状況メトリクスをモニタリングできます。 

Amazon Redshift 同時実行スケーリングは、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、カナダ (中部)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (ソウル) の各 AWS リージョンで利用でき、今後数か月のうちにその他のリージョンにも拡大される予定です。詳細については、Redshift の製品ページを参照してください。