投稿日: Aug 19, 2019
本日、AWS Systems Manager で Quick Setup のリリースが発表されました。これにより、インスタンスの可視化や制御を有効にする方法が簡略化されます。Quick Setup の使用により、パッチのコンプライアンススキャンやインスタンスのインベントリ収集といった Systems Manager の主要な機能の使用を簡単に開始できます。
Quick Setup では、Systems Manager 内でのインスタンスのアクセス許可設定を自動化し、SSM エージェントを最新の状態に保てます。また Quick Setup では、ベストプラクティスの機能も有効にできます。こうした機能には、パッチのスキャンとソフトウェアインベントリの収集が含まれており、インスタンスの作成時からのセキュリティとコンプライアンスの継続的な可視性が得られます。また、Quick Setup から Amazon CloudWatch エージェントのインストール、設定、更新のスケジューリングを行って、インスタンスの拡張モニタリングを実行することもできます。
使用を開始するには、Systems Manager の左側のナビゲーションメニューで [Quick Setup] を選択します。Quick Setup は Systems Manager の機能です。Systems Manager は、クラウドとオンプレミスのインフラストラクチャを可視化および統制するのに使用できます。このサービスではリソースとアプリケーションの管理が簡略化され、運用上の問題の解決までにかかる平均時間 (MTTR) が短縮されます。また、大規模なインフラストラクチャの安全な運用と管理を簡単に行うことができるようになります。
Quick Setup は GovCloud (米国) と商用リージョンすべてで使用できます。Quick Setup の詳細については、AWS Systems Manager の製品ページおよびドキュメントをご覧ください。