投稿日: Sep 6, 2019
Amazon EC2 Auto Scaling では、サイズ、パフォーマンス、コストの最適化を行うために、さまざまな購入オプション、アベイラビリティーゾーン (AZ)、インスタンスファミリーを単一の Auto Scaling グループ (ASG) 内で組み合わせてインスタンスをプロビジョニングしたり、自動スケーリングさせたりできるようになりました。また、オンデマンドや RI に加えてスポットインスタンスも単一の ASG に含めることができるようになり、AWS GovCloud (米国東部) リージョンで、コンピューティングコストを最大 90% 削減できるようになりました。
EC2 フリートは、さまざまな購入オプション、AZ、インスタンスタイプを組み合わせてキャパシティーをプロビジョニングするための API です。今回、この EC2 フリート機能を EC2 Auto Scaling で使用できるようになりました。EC2 フリート機能により、適切な EC2 インスタンスタイプ、およびオンデマンド、RI、スポットのそれぞれの購入オプションによってキャパシティーのニーズがどれほど満たす必要があるか定義し、ASG を作成できるようになりました。最適化と管理は引き続き EC2 Auto Scaling によって実行されます。ASG がスケールアウトまたはスケールバックする場合、さまざまなインスタンスや購入オプションを使用した自動スケーリングにより、キャパシティーのプロビジョニングが簡素化され、コストが最適化されます。また、EC2 Auto Scaling では、ライフサイクルフック、インスタンスのヘルスチェック、キャパシティー管理を自動化するためのスケジュールに基づくスケーリング機能を利用できます。
ASG を設定する時に、ASG のキャパシティーを満たすために使用する、オンデマンド、RI、スポットインスタンスのそれぞれの比率を明示できるようになりました。さらに、ASG の設定でインスタンスタイプ、RAM や vCPU の容量を指定することもできます。その後、EC2 Auto Scaling はこれらの設定に基づいて、ご希望のキャパシティーを満たす最低価格のインスタンスの組み合わせをプロビジョニングします。
この機能が、AWS GovCloud (米国東部) リージョンで利用可能になりました。このリージョンに関する詳細は、AWS GovCloud (米国) ホームページをご覧ください。EC2 Auto Scaling で、さまざまな購入オプション、アベイラビリティーゾーン (AZ)、インスタンスファミリーを組み合わせてインスタンスをプロビジョニングや自動スケーリングする方法について詳しくは、こちらのブログをご覧ください。