投稿日: Oct 8, 2019

AWS Snowball Edge で、デバイスがインターネットに接続されていないときに、Snowball Edge デバイスのソフトウェアをオフラインで更新できるようになりました。

以前は、Snowball Edge のソフトウェアを更新するには、デバイスをインターネットに接続するか、AWS に送り返す必要がありました。これからは、デバイスがインターネットに接続できない場合や、エアギャップ環境で実行する必要がある場合でも、Snowball Edge ソフトウェアを最新の状態に保つことができます。オフライン更新を実行するには、AWS Command Line Interface (CLI) を使用し、インターネットに接続しているクライアントマシンからソフトウェア更新をダウンロードします。次に、Snowball Edge デバイス API を使用して、Snowball Edge デバイスにソフトウェア更新プログラムをダウンロードしてインストールさせます。オフライン更新についての詳細は、Snowball Edge のドキュメントページをご覧ください。 

Snowball Edge を使用すると、転送に十分なネットワーク帯域幅がない状況で大規模なデータセットをクラウドに転送するという課題を解決できます。Snowball Edge では、僻地にあってインターネット接続のない過酷な環境でのエッジコンピューティング向けに、Amazon EC2 インスタンスを実行することもできます。アプリケーションを AWS で開発およびテストしてから Snowball Edge デバイスにデプロイすることで、イメージ分析または機械学習に向けてデータの収集および前処理を行うことができます。その後データを AWS に送って、保管するか、さらなる処理に回すことが可能です。 

Snowball Edge デバイスのオフライン更新は、世界中の AWS リージョンで無料でご利用いただけます。詳細は以下のリソースをご覧ください。

AWS Snowball Edge 製品ページ
AWS Snowball Edge ドキュメント
ブログ: Data migration best practices with AWS Snowball Edge
AWS コンソール