投稿日: Mar 31, 2020
Amazon CloudWatch を使用して、AWS Elemental MediaStore をオリジンとして使用するライブストリームの取り込みや配信の健全性に関連する主なメトリクスの、ダッシュボードやアラームを構築できるようになりました。メトリクスには、リクエストとレスポンスのレート、サーバーの処理時間、異なるパーセンタイル間のレイテンシーなどが示されます。オブジェクトのグループ化を使用することで、フォルダまたはパスのセットを単一のオブジェクトグループとして宣言できます。このオブジェクトグループ内のメトリクスは集約され、コンテナ内部がチャネルレベルで確認できるようになります。CloudWatch メトリクスに加えて、CloudWatch Logs が提供するアクセスのログ記録を活用することもできます。
CloudWatch メトリクスとオブジェクトグループを使用することで、簡単にチャネルの運用ダッシュボードを作成して、チャネル固有のアラームをアタッチすることができます。これにより、ほんの数クリックでシンプルなモニタリングソリューションの使用を開始できます。MediaStore による CloudWatch メトリクスのサポートの利用方法については、ドキュメントのこちらのページをご覧ください。MediaStore アクセスログを利用すると、より細やかなモニタリングが可能になり、個々のリクエストに集中して取り組むことができます。
AWS Elemental MediaStore は、ライブストリーミングメディアに必要な高パフォーマンス、予測可能な低レイテンシー、即時整合性を AWS のセキュリティおよび耐久性と組み合わせて提供する、動画発信およびメディアストレージのサービスです。MediaStore は、パススルーおよび低レイテンシーセグメントの動画コンテンツ配信を従量制料金によって安価で実現する方法を提供します。
本サービスは単独でも、クラウドベースの動画ワークフローの基盤となるサービスファミリーである AWS Elemental メディアサービスの一部としても機能するとともに、動画の伝送、作成、パッケージ化、および配信に必要な機能をお客様に提供します。
AWS Elemental MediaStore が利用できる AWS リージョンの一覧は、製品およびサービス一覧 (リージョン別) でご確認ください。