投稿日: Apr 30, 2020

Amazon EventBridge スキーマレジストリが、すべてのお客様に一般提供されました。EventBridge のスキーマレジストリでは、イベント構造やスキーマを共有された一元的な場所に格納し、それらのスキーマを Java、Python、Typescript のコードにマッピングして、イベントをコード内のオブジェクトとして使用しやすくしています。スキーマ検出機能をオンにすると、イベントバスのスキーマがレジストリに自動的に追加されます。AWS コンソール、API から、または Jetbrains (Intellij、PyCharm、Webstorm、Rider) や VS Code の SDK ツールキットを介して、スキーマレジストリに接続して操作することができます。 

今回のリリースでは、スキーマレジストリリソースポリシーのサポートも導入され、アカウントや組織間でスキーマレジストリを簡単に共有できるようになりました。組織内のすべての開発者は、共有レジストリ内のイベントを簡単に検索してアクセスし、組織内の他のユーザーが使用できるように独自のスキーマを追加できます。これは、アプリケーション全体で生成されているすべてのイベントを追跡するのが困難な大規模の組織で特に役立ちます。また、開発者がイベントスキーマを見つけてコード内のオブジェクトとして使用する時間を短縮します。 

EventBridge スキーマレジストリは追加料金なしでご利用いただけます。スキーマ検出機能には、1 か月あたり 500 万の取り込まれたイベントの無料利用枠があります。無料利用枠を使い切ると、100 万の取り込まれたイベントあたり 0.10 USD の料金がかかります。取り込まれたイベントはすべて、8KB のチャンクで測定されます。料金についての詳細は、EventBridge の料金ページを参照してください。  

EventBridge スキーマレジストリは、米国東部 (オハイオおよびバージニア北部)、米国西部 (オレゴンおよび北カリフォルニア)、カナダ (中部)、欧州 (ストックホルム、パリ、アイルランド、フランクフルト、ロンドン)、アジアパシフィック (ムンバイ、東京、ソウル、シンガポール、香港、シドニー)、および南米 (サンパウロ) の各リージョンでご利用いただけます。 

詳細は以下をご確認ください。