投稿日: Jul 20, 2020

G4dn インスタンスを実行する Amazon EMR クラスターでは、Amazon EC2 の R5 メモリ最適化インスタンスを実行する場合に比較すると、1/5.4 のコストで速度は 4.5 倍になります。詳細については、Nvidia のブログ記事をご参照ください。 

今後は、Amazon EMR を使用する Amazon EC2 G4 インスタンスにおいて、機械学習や深層学習のユースケースに、最新世代の NVIDIA T4 GPU を活用できるようになります。G4 インスタンスは、画像分類、物体検出、レコメンデーションエンジン、自動音声認識、言語翻訳などの機械学習による推論アプリケーションの実行に最適です。 

Amazon EMR により、スケーラブルな機械学習ワークロードを実行できるようになります。これまでに Amazon EMR では、Amazon EC2 の G3P3を始めとした、グラフィックや計算の負荷が高いアプリケーションの実行に最適化されたインスタンスをサポートしてきました。Amazon EMR により、たとえば TensorFlow や Apache MXNet などの深層学習および機械学習用フレームワークを実行したり、好みのツールやライブラリを追加することができます。また Amazon EMR では、EMR NotebooksApache Livy もサポートしており、インタラクティブな Apache Spark アプリケーションの構築が行えます。 

Amazon EMR の料金については、Amazon EMR の料金表をご参照ください。ドキュメントに関しては、「サポートされるインスタンスタイプ」、「Hadoop デーモン構成設定」、「タスクの設定」でご確認ください。 

Amazon EMR による Amazon EC2 G4 インスタンスのサポートは、以下の各リージョンでの EMR バージョン 5.30 において一般公開されています: アジアパシフィック(香港)、アジアパシフィック(東京)、アジアパシフィック(ソウル)、アジアパシフィック(ムンバイ)、アジアパシフィック(シンガポール)、アジアパシフィック(シドニー)、カナダ(中部)、欧州(フランクフルト)、欧州(ストックホルム)、欧州(アイルランド)、欧州(ロンドン)、欧州(パリ)、中東(バーレーン)、南米(サンパウロ)、米国東部(バージニア北部)、米国東部(オハイオ)、AWS GovCloud(米国)、米国西部(北カリフォルニア)、米国西部(オレゴン)。こちらに、Amazon EMR の各リージョン全体での可用性を確認するためのリンクを示します。