投稿日: Aug 13, 2020
本日より、最大 3.3 GHz の周波数で動作する第 2 世代 AMD EPYC™ プロセッサを搭載した新しい Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) C5ad インスタンスが一般提供されます。Amazon EC2 C5ad インスタンスは、最近リリースされた C5a インスタンスのバリアントであり、ホストサーバーに物理的に接続されたローカルの NVMe ベース SSD ブロックレベルストレージを備えています。C5ad インスタンスは、同等のインスタンスよりも 10% 低いコストで高性能処理を提供します。このインスタンスは、バッチ処理やログ処理およびキャッシュやスクラッチファイルが必要なアプリケーションなどの、データの一時的な格納が必要なアプリケーションに最適です。さらに、これらのインスタンスは、ビデオエンコーディング、イメージ操作、およびその他の形式でのメディア処理向けに高速で低レイテンシーのローカルストレージにアクセスする必要があるアプリケーションに最適です。NVMe ベースの SSD インスタンスストレージのオプションにより、C5a の顧客の皆様は、今後、最高にコンピューティング集約型のワークロード向けに追加のストレージを選択できるようになりました。
C5ad インスタンスは、Amazon EC2 ポートフォリオのディスクバックアップインスタンスに対して、x86 vCPU あたりのコストが最も低くなります。C5ad インスタンスは、最大 96 個の vCPU を備えた 8 つの仮想化サイズで利用でき、最大サイズかつ最大 192 GiB のメモリと最大 3.8 TB の NVMe ベース SSD インスタンスストレージを提供します。C5ad インスタンスは、現在、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド、フランクフルト)、およびアジアパシフィック (シンガポール、シドニー) の AWS リージョンで本日よりご利用いただけます。今後は他のリージョンでもご利用いただける予定です。新しいインスタンスは、オンデマンド、リザーブドインスタンス、もしくはスポットインスタンスとして、または Savings Plan の一部として購入できます。
使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、および AWS SDK にアクセスしてください。詳細については、C5 製品ページまたは AMD インスタンスページを参照してください。