投稿日: Sep 29, 2020
Amazon EventBridge スキーマレジストリに JSON Schema のサポートが追加され、JSON Schema Draft 4 の仕様に準拠するために、JSON 文書の評価、注釈付け、操作などを実行できるようになります。今後はスキーマの作成時に、より多くの仕様にアクセスし、強く型指定されたイベントを作成するために JSON Schema を使用できるようになります。また、EventBridge のバスでイベントを発行する前に、JSON Schema 検証機能を使用して、クライアント側の評価など、ユースケースを実装することもできます。
Amazon EventBridge は、ご使用のアプリケーション、Software-as-a-Service (SaaS) アプリケーション、および AWS のサービスからのデータを使用して、アプリケーションを簡単に接続できるようにするサーバーレスイベントバスです。Amazon EventBridge では、イベントの取り込みと配信、セキュリティ、承認、エラー処理が自動的に行われるため、イベント駆動型アプリケーションを簡単に構築できます。Amazon EventBridge のスキーマレジストリを使用することで、EventBridge 上のイベントのスキーマを検出、作成、および管理できます。全スキーマ用のイベントを使用するアプリケーションを迅速に構築できるよう、コードバインディングを生成およびダウンロードできます。
デベロッパーは今後、スキーマの検出、作成または管理を実行できるほか、JSON Schema からコードバインディングを生成できるようになります。また、新しい ExportSchema API を使用して、現在の AWS のイベントと検出した OpenAPI 3.0 スキーマを JSON Schema に変換し、 AWS コンソール、API、または SDK Toolkit を介して利用することでもできます。
お客様はスキーマの検出、スキーマレジストリ機能に対して課金され、JSON Schema 向けのサポートも追加料金なしで利用できます。料金の詳細については、Amazon EventBridge の料金を参照してください。
JSON Schema Draft4 のサポートは、米国東部 (オハイオおよびバージニア北部)、米国西部 (オレゴンおよび北カリフォルニア)、カナダ (中部)、欧州 (ストックホルム、パリ、アイルランド、フランクフルト、ロンドン)、アジアパシフィック (ムンバイ、東京、ソウル、シンガポール、香港、シドニー)、および南米 (サンパウロ) の各リージョンでご利用いただけます。詳細については、ドキュメントにアクセスするか、Amazon EventBridge ページをご覧ください。