投稿日: Sep 14, 2020
AWS Step Functions は、AWS X-Ray によるエンドツーエンドワークフローのトレースをサポートするようになりました。これにより、ステートマシンの実行を完全に可視化し、分散アプリケーションの分析とデバッグを容易にします。
AWS Step Functions は、AWS Lambda、Amazon SNS、Amazon DynamoDB などの AWS のサービスを利用し、回復力のあるサーバーレスワークフローを構築することを可能にします。AWS X-Ray を使用して、ご使用の分散アプリケーション (マイクロサービスアーキテクチャを使用して構築されたアプリケーションなど) を分析およびデバッグできます。また、AWS X-Ray のトレース、視覚化、デバッグ機能を備えた Step Functions のオーケストレーション機能を利用して、AWS で大規模に実行されているサーバーレスアプリケーションを構築、モニタリングするのはもちろん、迅速にデバッグできます。
X-Ray のサービスマップビューを使用すれば、リソース内のエラーを視覚的に識別し、ワークフローの実行におけるエラー率を表示し、根本原因までドリルダウンしてエラーの原因を特定できます。アプリケーションの性能は、ジッターを分析し、高遅延パスをデバッグすることで改善できます。
X-Ray は、AWS CloudFormation を介してコンソールのボタンを 1 回クリックするか、ステートマシンの実行を呼び出すサービス内で X-Ray トレースを有効にすると有効にできます。この機能は、AWS Step Functions と AWS X-Ray の両方が利用可能なすべてのリージョンで利用できます。詳細については、AWS リージョン表をご参照ください。
AWS X-Ray と Step Functions の統合の詳細については、ブログ記事、デベロッパーガイドを読み、サンプルプロジェクトまたは既存のステートマシンで X-Ray を有効にしてみてください。