投稿日: Sep 10, 2020

Amazon RDS データベースプレビュー環境での PostgreSQL 13 Beta 3 の利用が可能になり、お客様に Amazon RDS でベータ版の PostgreSQL 13 をテストしていただけるようになりました。 

PostgreSQL 13 Beta 3 は、データベースのインストール、プロビジョニング、および管理に煩わされることなく、Amazon RDS データベースプレビュー環境での開発とテスト向けにデプロイできるようになります。このリリースには、多くの拡張機能のサポートが含まれています。 

PostgreSQL コミュニティは、2020 年 8 月 13 日に PostgreSQL 12 Beta 3 をリリースしました。PostgreSQL 13 には、B ツリーインデックスによる重複データ処理の向上、パーティショニング機能の向上、データソートを高速化する増分ソート、VACUUM コマンドによるインデックスの並列処理、PostgreSQL データベース内のアクティビティを監視する方法の追加、新しいセキュリティ機能など、改善された機能とパフォーマンスが搭載されています。 

Amazon RDS データベースプレビュー環境は、最新世代のインスタンスクラス (現在は T3、M5 および R5) でのシングル AZ 配置と マルチ AZ 配置の両方をサポートし、KMS キーを使用して保管時の暗号化を実行できます。Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスは、最大 60 日間保持された後、この保持期間後に自動的に削除されます。プレビュー環境で作成された Amazon RDS データベースのスナップショットは、プレビュー環境内部でのデータベースインスタンスを作成または復元する場合にのみご使用いただけます。ユーザーは、標準の PostgreSQL のダンプおよびロード機能を使用し、プレビュー環境から各自のデータベースをインポートまたはエクスポートすることができます。 

Amazon RDS データベースプレビュー環境データベースインスタンスの料金は、米国東部 (オハイオ) リージョンで作成されたプロダクション RDS インスタンスと同じです。お客様と Amazon RDS チームが PostgreSQL 13 の候補版と Amazon RDS データベースプレビュー環境の両方に関する情報と懸念を共有するためのフォーラムとして、Amazon RDS Database Preview Environment フォーラムをご利用いただけます。