投稿日: Oct 8, 2020
Amazon EventBridge は デッドレターキュー (DLQ) のサポートを開始しました。これにより、イベントを配信できない場合やターゲットが利用できない場合にイベントをキューに保存することで、イベント駆動型アプリケーションの回復性と耐久性が向上します。
Amazon EventBridge は、独自のアプリケーション、Software-as-a-Service (SaaS) アプリケーション、および AWS のサービスからのデータを使用して、アプリケーションを簡単に接続することを可能にするサーバーレスイベントバスです。EventBridge は、Auth0、Zendesk、Datadog、Pagerduty などのイベントソースからリアルタイムデータのストリームを配信し、そのデータを AWS Lambda などのターゲットにルーティングします。お客様は、データの送信先を判断するためのルーティングルールを設定して、アプリケーションアーキテクチャがすべてのデータソースにリアルタイムで反応するようにできます。Amazon EventBridge では、イベントの取り込みと配信、セキュリティ、承認、エラー処理が自動的に行われるため、イベント駆動型アプリケーションを簡単に構築できます。
Amazon EventBridge DLQ は、標準の Amazon SQS キューです。ターゲットに DLQ を追加できるようになりました。また、ターゲットにカスタム再試行ポリシーを設定して、イベントの最大経過時間または再試行回数に基づいてきめ細かい制御を有効にすることもできます。CloudWatch アラームからイベントが DLQ に移動されたときに通知を受け取ることができます。
コンソールでルールを作成または更新するときにターゲットに DLQ を追加するか、PutTargets API を使用して、開始できます。詳細については、当社のドキュメントをご覧ください。
お客様は、DLQ について、Amazon SQS に対してのみ課金されます。料金の詳細については、Amazon SQS の料金をご覧ください。
DLQ のサポートは、米国東部 (オハイオおよびバージニア北部)、米国西部 (オレゴンおよび北カリフォルニア)、カナダ (中部)、欧州 (ストックホルム、パリ、アイルランド、フランクフルト、ロンドン、ミラノ、ケープタウン)、中東 (バーレーン)、アジアパシフィック (ムンバイ、東京、ソウル、大阪、シンガポール、香港、シドニー)、および南米 (サンパウロ) の各リージョンでご利用いただけます。Amazon EventBridge の詳細については、Amazon EventBridge のページにアクセスしてください。