投稿日: Oct 22, 2020
AWS CloudFormation は、テンプレートサイズ、リソース、パラメータ、マッピング、出力の 5 つのサービスクォータの上限の引き上げをサポートするようになりました。S3 オブジェクトで渡すことができるテンプレートの最大サイズは 1MB (以前は 450KB) になりました。リソースの最大数に対する新しいテンプレートごとの上限は 500 (以前は 200)、パラメータは 200 (以前は 60)、マッピングは 200 (以前は 100)、出力は 200 (以前は 60) です。
CloudFormation を使用すると、安全で予測可能かつスケーラブルな方法で、クラウドリソースをコードとしてモデル化およびプロビジョニングできます。今回のリリースでは、1 つのテンプレートで最大 500 のリソースを使用して大規模なアプリケーションをモデル化できます。テンプレートサイズを大きくすると、EC2 インスタンスをブートストラップしてテンプレートが自己完結するようにするユーザーデータなど、より多くのアプリケーションコードをテンプレート内に含めることができます。より多くのパラメータとマッピングのサポートにより、組織内でのテンプレートの再利用性が向上します。これで、アカウントやリージョン全体で使用できる、より用途の広いテンプレートを作成できます。出力上限を増やすと、CloudFormation コンソールを離れることなく、他のテンプレートで使用するためにさらに多くの値をエクスポートしたり、テンプレート内で作成された中間値を確認したりできます。 使用開始するには、AWS CloudFormation クォータのドキュメントをご覧ください。
サービスクォータ上限の引き上げは、CloudFormation をサポートするすべてのリージョンで追加料金なしでご利用いただけます。CloudFormation リージョンの可用性については、AWS リージョン表を参照してください。