投稿日: Oct 1, 2020
2019 年に、Amazon EC2 のオンデマンドインスタンス用の vCPU ベースの制限を開始し、EC2 のお客様の制限管理エクスペリエンスを簡素化しました。今般、Amazon EC2 スポットインスタンスについても同じ改善を行いました。スポットインスタンスのアカウント制限を、インスタンスベースから vCPU ベースの制限エクスペリエンスに移行しました。本日より、Amazon EC2 コンソールと Service Quotas コンソールからスポット制限を管理できるようになります。
スポットインスタンスの vCPU ベースの制限は、実行中のインスタンスとリクエストされたインスタンスに接続されている仮想中央処理ユニット (vCPU) の数で測定されるため、Amazon EC2 の幅広いインスタンスタイプを簡単に利用できます。オンデマンドの vCPU ベースの制限と同様に、スポットインスタンスには 6 種類の制限があります。1 つは、A、C、D、H、I、M、R、T、Z などのスタンダードインスタンスファミリーの使用を管理する制限、残りの 4 つは、FPGA (F)、グラフィック集約型 (G)、汎用 GPU (P)、Inferentia チップ (Inf)、および特殊メモリ最適化 (X) インスタンス向けの特殊なインスタンスファミリーごとに 1 つの制限です。制限は Amazon EC2 コンソールと Service Quotas コンソールから表示および管理できます。
vCPU ベースのインスタンス制限は、AWS 中国 (北京および寧夏) リージョンを含め、すべての商用 AWS リージョンで適用されます。AWS GovCloud (米国) でも適用されます。EC2 スポットインスタンスの vCPU ベースの制限の詳細については、EC2 のよくある質問のページをご覧ください。ご不明な点がある場合は、コミュニティフォーラムの AWS サポートチームまたは AWS サポートを通じてお問い合わせください。