投稿日: Nov 6, 2020

Amazon EventBridge は、イベントリプレイをサポートするようになりました。これにより、デベロッパーは過去のイベントを簡単にリプレイできるため、イベント駆動型アプリケーションの耐久性と拡張性が向上します。イベントのリプレイにより、Amazon EventBridge を使用するデベロッパーは、コードエラーから迅速に回復できるという自信を持ってアプリケーションを構築でき、既存のアプリケーションを簡単に拡張して新しい機能を追加できます。

Amazon EventBridge は、ご使用のアプリケーション、Software-as-a-Service (SaaS) アプリケーション、および AWS のサービスからのデータを使用して、アプリケーションを簡単に接続できるようにするサーバーレスイベントバスです。EventBridge は、Auth0、Zendesk、Datadog、Pagerduty などのイベントソースからリアルタイムデータのストリームを配信し、そのデータを AWS Lambda などのターゲットにルーティングします。お客様は、データの送信先を判断するためのルーティングルールを設定して、アプリケーションアーキテクチャがデータやシステムの変更が発生したときに反応するようにできます。Amazon EventBridge では、イベントの取り込みと配信、セキュリティ、承認、エラー処理が自動的に行われるため、イベント駆動型アプリケーションを簡単に構築できます。

リプレイ時に、デベロッパーはイベントバスまたは 1 つ以上のルールをリプレイすることを選択し、リプレイされるイベントの開始時刻と終了時刻を追加できます。使い慣れたフィルターパターンをルールとして使用して、イベントバスごとに 1 つ以上のアーカイブを作成できます。各アーカイブの保存ポリシーを調整して、最短で 1 日、最長で無期限の保存期間を選択できます。

AWS マネジメントコンソールの簡単な手順で、イベントのアーカイブを開始できます。または、API を使用して、イベントバスでのアーカイブを有効にすることもできます。お客様には、アーカイブされたイベントおよび保存されたイベントの料金をお支払いいただきます。イベントリプレイの料金については、料金ページをご覧ください。詳細については、当社のドキュメントまたはブログをご覧ください。 

イベントリプレイは、米国東部 (オハイオおよびバージニア北部)、米国西部 (オレゴンおよび北カリフォルニア)、カナダ (中部)、欧州 (ストックホルム、パリ、アイルランド、フランクフルト、ロンドン、ミラノ、ケープタウン)、アジアパシフィック (ムンバイ、東京、ソウル、シンガポール、香港、シドニー)、および南米 (サンパウロ) の各リージョンでご利用いただけます。Amazon EventBridge の詳細については、Amazon EventBridge のページにアクセスしてください。