投稿日: Nov 13, 2020

Amazon QuickSight は、強力な新しいデータガバナンス機能である Column Level Security (CLS) を追加しました。この機能は、既存の Row Level Security (RLS) 機能を補完し、組み合わせて、ビジュアライゼーション内のどのデータに誰がアクセスできるかを作成者が制御できるようにします。CLS を使用すると、データセットの所有者は列ごとに制限を適用できます。これにより、ユーザーは、表示が許可されている列のみを表示できます。たとえば、データセットの所有者は、人事グループのメンバーだけが給与情報を表示でき、全員が姓名など、どちらかと言えば機密性が低い情報を表示できるようにデータセットを設定できます。CLS は、QuickSight インターフェイスおよび API を介してデータセットで設定できます。詳細については、こちらを参照してください。 

このリリースの追加部分として、データセットの所有者はフィールドに説明を追加できるようになりました。これにより、そのデータを使用する作成者は、すべての列が何であるか、およびそれがどのように使用されるべきかを正確に理解することが容易になりました。  詳細については、こちらを参照してください。

新しい Oracle Connector を使用することにより、QuickSight は、Amazon Relational Database Service (RDS) またはオンプレミスソリューションを介してホストされているかどうかに関係なく、Oracle データベースの任意のインスタンスに接続できます。リリース時には、Oracle v12 をサポートしており、近い将来、v19 までのサポートでフォローアップする予定です。使用開始は、新しいデータセットを作成し、コネクタのリストから Oracle を選択するだけなので簡単です。 

Column Level Security および Column Descriptions は Enterprise Edition のお客様が利用でき、Oracle Connector は Standard Edition と Enterprise Edition の両方で利用できます。すべての機能は、米国東部 (バージニア北部とオハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン)、アジアパシフィック (ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、および米国西部 (GovCloud) のすべての QuickSight リージョンで利用できます。

Amazon QuickSight、Column Level Security、Field Descriptors、およびサポートされているすべてのデータコネクタの詳細については、当社のウェブサイトを確認してください。