投稿日: Nov 17, 2020

Amazon SageMaker Studio は、機械学習 (ML) 向けの初の完全な統合開発環境 (IDE) です。これにより、モデルの構築、トレーニング、調整、デバッグ、デプロイ、およびモニタリングに必要な機械学習の開発手順をすべて実行できるウェブベースの単一ビジュアルインターフェイスが利用可能になります。本日より、AWS Key Management Service (KMS)お客様が管理するカスタマーマスターキー (CMK) を使用して Amazon SageMaker Studio ストレージボリュームをで暗号化できるようになりました。. 

データサイエンティストやデベロッパーは、一回のクリックで素早く SageMaker Studio Notebooks にサインインでき、データセットの検証やモデルの構築を始められます。SageMaker Studio には Amazon Elastic File System (EFS) ボリュームがアタッチされているので、ノートブックドキュメント、スクリプト、リポジトリ、およびその他のデータファイルを高い耐久性とスケーラビリティを備えたストレージに保存できます。さらに、各 SageMaker Studio ノートブックインスタンスには、インスタンス実行期間用の Amazon EBS ボリュームがアタッチされています。本日より、両方のストレージボリュームを暗号化する AWS KMS CMK を指定できるようになりました。これにより、保存データを保護するセキュリティの追加レイヤーが追加されます。

AWS KMS は、データを保護するための暗号化キーの一元管理を可能にします。データを暗号化するための暗号化キーは、お客様が作成、更新、無効化、削除でき、使用ポリシーの定義、使用状況の監査も実行できます。独自の KMS キーを指定しない場合、SageMaker Studio では、AWS 管理の CMK を使用して暗号化が行われます。 

このサービスは、Amazon SageMaker Studio が提供されているすべての AWS リージョンでご利用になれます。このサービスは、AWS CLIAWS SDK、および、SageMaker 用の AWS マネジメントコンソールを使用して有効化できます。詳細については、Amazon SageMaker のドキュメントを参照してください。