投稿日: Dec 4, 2020
本日より、Amazon Relational Database Service (RDS) for Oracle は、Amazon RDS クロスリージョン自動バックアップをサポートします。この機能は、既存の RDS バックアップ機能を拡張し、プライマリ AWS リージョンからセカンダリ AWS リージョンへのシステムスナップショットとトランザクションログの自動レプリケーションをセットアップする機能を提供します。
Amazon RDS クロスリージョン自動バックアップ機能は、バックアップ保持期間内の特定の時点にデータベースを復元する機能を提供することにより、ミッションクリティカルなデータベースの災害対策機能を有効にします。これにより、プライマリ AWS リージョンが利用できなくなった場合に、オペレーションをすばやく再開できます。
この機能は、ライセンスが含まれている、または独自のライセンスモデルを持っている Oracle データベースの任意のエディションを使用する Amazon RDS for Oracle のお客様に向けてサポートされています。Amazon RDS for Oracle は、バージョン 12.1 (12.1.0.2.v10) 以上に向けたこの機能をサポートしています。この機能を us-east-1 と us-west-2 の間、eu-central-1 と eu-west-1 の間、および ap-northeast-1 から ap-northeast-3 にわたってご使用いただけます。
料金設定は、スナップショットのストレージと、スナップショットおよびトランザクションログのデータ転送で構成されます。プライマリ AWS リージョンからセカンダリ AWS リージョンへのデータ転送は、該当する AWS リージョンのデータ転送レートに基づいて請求されます。インスタンス、ストレージ、データ転送にかかる最新の料金、および利用できるリージョンについては、Amazon RDS for Oracle の料金表を参照してください。
Amazon RDS を使用すれば、AWS でリレーショナルデータベースを簡単にセットアップ、運用、拡張することができます。Amazon RDS クロスリージョン自動バックアップの詳細については、Amazon RDS for Oracle のドキュメントページをご覧ください。