投稿日: Sep 3, 2021

Amazon EventBridge スキーマレジストリは、イベントバスに公開されたクロスアカウントイベントの検出をサポートするようになりました。EventBridge のスキーマレジストリでは、イベント構造やスキーマを共有された一元的な場所に格納し、それらのスキーマを Java、Python、Typescript のコードにマッピングして、イベントをコード内のオブジェクトとして使用します。スキーマ検出機能をオンにすると、イベントバスのスキーマがレジストリに自動的に追加されます。AWS コンソール、API から、または Jetbrains (Intellij、PyCharm、Webstorm、Rider) や VS Code の SDK ツールキットを介して、スキーマレジストリに接続して操作することができます。

AWS マネジメントコンソールでの数回のクリックでスキーマ検出機能をオンにすると、イベントバスに送信されたすべてのスキーマをレジストリに自動的に追加できます。スキーマ検出は、別のアカウントからイベントバスに送られたイベントのスキーマを生成するようになります。これにより、マルチアカウントのイベント駆動のアーキテクチャの構築や、別のアカウントから送信されたイベントのスキーマの検出が容易になります。組織内の開発者は誰でも、レジストリ内のイベントを検索してアクセスできます。レジストリでは、コードバインディングを生成することにより、コード内のオブジェクトとしてイベントとやり取りできます。好みの IDE のスキーマレジストリと対話して、コードの検証や自動補完などの機能を利用できます。

EventBridge スキーマレジストリは追加料金なしでご利用いただけ、お客様にはスキーマ検出の費用のみをお支払いいただきます。スキーマ検出機能には、1 か月あたり 500 万の取り込まれたイベントの無料利用枠があります。無料利用枠を使い切ると、100 万の取り込まれたイベントあたり 0.10 USD の料金がかかります。取り込まれたイベントはすべて、8KB のチャンクで測定されます。料金についての詳細は、EventBridge の料金ページを参照してください。

EventBridge スキーマレジストリは、バーレーン、ミラノ、ケープタウン、大阪を除くすべての商用リージョンで利用可能です。EventBridge が利用できるリージョンの詳細については、AWS リージョン表をご覧ください。

詳細については、以下を参照してください。