投稿日: Feb 28, 2022

AWS ソリューションは、AWS QnABot をアップデートしました。AWS QnABot は、Amazon Lex をベースに構築された、オープンソース、マルチチャネル、マルチ言語の対話型 chatbot で、顧客の質問、返答、フィードバックに対応します。AWS QnABot ソリューションでは、お客様はプログラミングをすることなく、コンタクトセンター、ウェブサイト、ソーシャルメディアチャネル、SMS テキストメッセージ、Amazon Alexa などの複数のチャネルにセルフサービスの対話型 AI を迅速にデプロイすることができます。

今回のソリューションアップデート (v5.1.0) では、下記の多くの機能が新たに追加されました。

  • AWS QnAbot が、Genesys Cloud コンタクトセンタープラットフォームに利用可能となりました。セルフサービスのコンタクトセンターバーチャルエージェントとして使用することで、発信者の待ち時間を短縮してコストを削減します。新しい QnABot Content Designer Genesys 統合ウィザードにより、問い合わせフローとステップバイステップガイドが自動的に生成され、セットアップが簡単になりました。AWS QnABot Solution and Genesys Cloud CX video (AWS QnABot ソリューションと Genesys Cloud CX の動画) を参照してください。
  • 単一の AWS QnABot をデプロイすることで、文脈に応じた様々な回答を行えるようになりました。例えば、部門専用のウェブページやコールフローの使用により、同一の QnABot が部門に特有の回答を行うことができます。Client Filter demo video (Client Filter デモの動画) をご参照ください。
  • 機械学習 (ML) を使用して個人を特定できる情報 (PII) のログをリダクションすることで、クレジットカード情報や社会保障番号などの機密情報をマスキングします。
  • Content Designer を使用して質問にタグ付けができるようになり、タグに基づき Kibana にカスタムの使用状況レポートを作成できます。
  • 新しい前処理と後処理の AWS Lambda Hooks により、ソリューションのソースコードを変更せずに、動作をカスタマイズする時の統合ポイントを追加できるようになりました。

このソリューションの詳細については、AWS ソリューション実装のウェブページにアクセスしてください。

AWS ソリューション実装のウェブページでは、その他の AWS ソリューションをご利用いただけます。このページでは、ソリューションを製品カテゴリや業界別に参照し、AWS が厳しい審査の上で自動化したターンキーリファレンス実装の中から、お客様の特定のビジネスニーズに対応するものを見つけることができます。