投稿日: May 16, 2022
本日、Kubeflow v1.4 の AWS サポートを一般公開したことをお知らせいたします。Kubeflow on AWS は、AWS マネージドサービスとの統合により、データサイエンス業務を効率化し、運用上のオーバーヘッドを削減しながら、信頼性、安全性、可搬性、スケーラビリティに優れた ML システムの構築をサポートします。この Kubeflow ディストリビューションを使用して、Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) 上に ML システムを構築し、コンピュータビジョン、自然言語処理、音声翻訳、金融モデリングなどの幅広いユースケース向けに ML モデルを構築、トレーニング、調整、デプロイすることが可能です。
Kubeflow on AWS は、マネージド Kubernetes クラスター用の Amazon EKS、使いやすいパイプラインアーティファクトストア用の Amazon Simple Storage Service (Amazon S3)、高度にスケーラブルなパイプラインとメタデータストア用の Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)、トレーニングパフォーマンス向上のためのシンプルかつスケーラブルなサーバーレスファイルストレージソリューション用の Amazon Elastic File System / Amazon FSx for Lustre、アプリケーションへのアクセスに必要なシークレットを保護する AWS Secrets Manager、持続的なログ管理用の AWS CloudWatch、高度に最適化された Jupyter ノートブックサーバーイメージ用の AWS Deep Learning Containers、HTTPS 経由での安全な外部トラフィック管理用の AWS Application Load Balancer、TLS によるユーザー認証用の AWS Cognito に Kubeflow を利用するための明確なパスを提供します。これらの AWS のサービスと Kubeflow の統合により、Kubeflow コントロールプレーンの重要な部分を Kubernetes から切り離し、安全かつスケーラブル、耐障害性が高くコストの最適化された設計を提供することができます。
詳細については、以下のリンクを参照してください。
- Kubeflow on AWS のブログ投稿をご覧ください。
- 利用可能なすべての Kubeflow デプロイオプションの詳細については、Kubeflow on AWS のウェブサイトを参照してください。
- AWS ラボのリポジトリを確認し、Kubeflow に対する AWS の全コントリビューションを追跡してください。
- 新機能の詳細と新機能の利用開始方法については、Kubeflow.org のウェブサイトにあるドキュメントを参照してください。