投稿日: Apr 18, 2023

Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) イベントのメッセージ本文にタグが含まれるようになりました。このタグは、サービスイベントの影響を受けたリソースに関するメタデータを提供します。メッセージ受信者は、これらのタグを使用してルールマッチングによるペイロードベースの解析を実行できます。そのため、ルーティング、フィルタリング、ダウンストリームの自動化などのワークフローが可能になります。

Amazon RDS イベントにタグが含まれるようになったことで、アプリケーションアーキテクチャの簡素化が可能になり、記述用の API コールが不要になりました。さらに、AWS Lambda や AWS Systems Manager などのサービスを介したダウンストリームの自動化が可能になりました。タグを含む Amazon RDS イベントに、メッセージ本文のフィルタリングやサブスクライブシステムからのルーティングロジックを組み合わせることで、イベントを E メール、チャット、ページングシステムなどのお好きな通信チャネルに転送することもできます。ルーティングロジックには、Amazon Simple Notification Service (SNS)、Amazon Simple Queuing Service (SQS)、Amazon EventBridge などがあります。 

Amazon RDS イベントタグは、AWS GovCloud (米国) リージョンを含むすべての AWS リージョンで利用できます。Amazon RDS イベントの使用を開始するには、Amazon RDS イベント通知の操作を参照してください。フィルタリングの詳細については、Amazon SNS メッセージフィルター処理と EventBridge の コンテンツベースのフィルタリングを参照してください。