投稿日: May 24, 2023
Kubernetes 1.27 では、いくつかの新機能とバグ修正が導入されました。AWS は、Amazon EKS と Amazon EKS Distro を使用して Kubernetes バージョン 1.27 を実行できるようになったことをお知らせします。本日より、Amazon EKS コンソール、eksctl コマンドラインインターフェイス、またはコードとしてのインフラストラクチャツールを使用して、新しい 1.27 クラスターを作成したり、既存のクラスターを 1.27 にアップグレードしたりできるようになります。
今回の Kubernetes 1.27 のリリースには、seccomp プロファイルのデフォルト設定とスケジューリングの改善に対する安定的なサポートが含まれます。例えば、Pod Scheduling Readiness を使用してポッドのスケジューリングの準備が整うタイミングを制御したり、中断されたジョブのポッド配置の対応にカスタムキューコントローラーを使用したりできます。Kubernetes 1.27 は以前の k8s.gcr.io イメージレジストリではパブリッシュされない点に注意してください。最新の Kubernetes イメージとパッチリリースを使用するには、registry.k8s.io イメージレジストリを使用する必要があります。Kubernetes 1.27 の主な変更点の詳細については、Amazon EKS のブログ投稿と Kubernetes プロジェクトのリリースノートを参照してください。
Kubernetes 1.27 の Amazon EKS のサポートは、AWS GovCloud (米国) リージョンを含む、Amazon EKS が利用可能なすべての AWS リージョンでご利用いただけます。
Amazon EKS で利用可能な Kubernetes のバージョンや、クラスターをバージョン 1.27 に更新する方法についての詳細は、Amazon EKS のドキュメントを参照してください。Kubernetes バージョン 1.27 に対応した Amazon EKS Distro のビルドは、ECR Public Gallery および GitHub で入手できます。Amazon EKS バージョンのライフサイクルポリシーの詳細については、ドキュメントを参照してください。