投稿日: May 24, 2023

本日より、AWS Elemental MediaPackage を使用してメディアストリームを低レイテンシーの HTTP ライブストリーミング (LL-HLS) 形式でパッケージ化できるようになりました。LL-HLS の機能は、AWS Elemental MediaLive または AWS Elemental Live v2.25.0 で使用できます。広告挿入ワークフローには SCTE-35、キーローテーションを含むマルチキーデジタル著作権管理 (DRM) には SPEKE v2 と組み合わせて使用できます。 

LL-HLS を使用すると、エンドツーエンドのレイテンシーをリアルタイムの 5 秒遅れまで短縮できます。この低遅延は従来のブロードキャストのレイテンシー範囲に匹敵するもので、収益化とコンテンツ保護機能を活用しながら利用できます。Amazon CloudFront のようなコンテンツ配信ネットワーク (CDN) を使用すると、LL-HLS ストリームを大規模に視聴者に配信できます。

LL-HLS サポートは追加費用なしで利用できます。MediaPackage の料金については、料金ページをご覧ください。LL-HLS の開始方法の詳細については、AWS Elemental MediaPackage のドキュメントページをご覧ください。

MediaPackage は単独で機能することも、クラウドベースの動画ワークフローの基盤となるサービスファミリーである AWS Elemental Media Services の一部として機能することも可能で、動画の転送、作成、パッケージ化、収益化、配信に必要な機能を提供します。AWS Elemental MediaPackage を利用できる AWS リージョンの詳細なリストについては、AWS のリージョン表をご覧ください。