投稿日: Jun 27, 2023

本日より、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) の R6in および R6idn インスタンスが、欧州 (フランクフルト) の AWS リージョンで利用可能になりました。第 6 世代のネットワーク最適化インスタンスは、第 3 世代インテル Xeon スケーラブルプロセッサを搭載し、AWS Nitro System に構築され、最大 200 Gbps のネットワーク帯域幅を提供し、同等の第 5 世代インスタンスに比べて 2 倍のネットワーク帯域幅と最大 2 倍のパケット処理パフォーマンスを実現します。R6in/R6idn インスタンスを使用して、メモリ負荷の高い SQL データベースと NoSQL データベース、分散型ウェブスケールのインメモリキャッシュ (Memcached と Redis)、インメモリデータベース (SAP HANA)、リアルタイムのビッグデータ分析 (Apache Hadoop、Apache Spark クラスター) など、ネットワーク負荷の高いワークロードのパフォーマンスとスループットを拡張できます。

R6in/R6idn インスタンスには10 種類のインスタンスサイズが用意されており、最大 128 個の vCPU と 1,024 GiB のメモリが搭載されています。また、これらのインスタンスは、Amazon Elastic Block Store (EBS) で最大 80 Gbps の帯域幅と最大 350K の IOPS を提供します。これは、EC2 インスタンスのなかでは最もパフォーマンスが高い Amazon EBS となります。R6in/R6idn インスタンスは、32xlarge およびメタルサイズでの Elastic Fabric Adapter (EFA) ネットワークをサポートしています。R6iDN インスタンスは、最大 7.6 TB の高速かつ低レイテンシーのインスタンスストレージを提供します。

今回のリージョンの拡張により、R6in/R6idn インスタンスは、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部、オレゴン)、欧州 (アイルランド、フランクフルト)、アジアパシフィック (シンガポール、東京)、および AWS GovCloud (米国西部) の AWS リージョンで利用できるようになりました。新しいインスタンスは、Savings Plans、リザーブドインスタンス、オンデマンドインスタンス、スポットインスタンスで購入できます。詳細については、R6in と R6idn インスタンスのページをご覧ください。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソールAWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)AWS SDK のいずれかにアクセスしてください。