投稿日: Jul 21, 2023

本日より、AWS Outposts ラックで Amazon Route 53 Resolver を有効にできるようになりました。これにより、ドメインネームサーバー (DNS) のクエリをローカルで解決し、Outposts ラックで実行されているアプリケーションの可用性とパフォーマンスを向上させることができます。

Outposts ラックは、AWS インフラストラクチャと AWS サービスをオンプレミスで拡張し、真に一貫したハイブリッドエクスペリエンスを実現するフルマネージド型サービスです。Outposts で Route 53 Resolver を有効にすると、Route 53 は自動的に DNS レスポンスを Outposts にローカルに保存します。オプションで、Route 53 Resolver のエンドポイントを使用して、Outposts の Route 53 Resolver をオンプレミスのデータセンターの DNS サーバーに接続できます。Outposts の Route 53 Resolver は、親リージョンへのネットワークが予期せず切断された場合でも DNS 解決を継続します。Outposts の Route 53 Resolver は DNS レスポンスをローカルで処理することで、オンプレミスアプリケーションのパフォーマンスも向上させます。 

利用を開始するには、新しい Outpost の注文時に Route 53 Resolver を有効にしてください。AWS チームと協力して、既存の Outpost に Route 53 Resolver を追加することもできます。Outposts の Route 53 Resolver は、Route 53 API、AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、AWS SDK を使用して作成および管理できます。 

Outposts の Route 53 Resolver は、AWS GovCloud (米国) リージョンを除く、Outposts ラックが利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。Outposts が利用できるリージョンの全リストについては、Outposts ラックに関するよくある質問を参照してください。詳細については、このブログ記事Outposts ラックの料金ページRoute 53 Resolver のドキュメントをご覧ください。