投稿日: Aug 10, 2023
Amazon EventBridge のスキーマレジストリおよびスキーマ検出機能が、欧州 (スペイン)、欧州 (チューリッヒ)、欧州 (ミラノ)、アジアパシフィック (大阪)、アフリカ (ケープタウン)、中東 (バーレーン)、中東 (UAE)、アジアパシフィック (ジャカルタ) の AWS リージョンで利用できるようになりました。これにより、イベント構造 (スキーマ) を共有された 1 か所で検出および保存できます。Java、Python、Typescript、Golang 用のこれらのスキーマのコードバインディングをダウンロードできるため、コードでイベントをオブジェクトとして簡単に使うことができます。
スキーマ検出とスキーマレジストリは Amazon EventBridge のサーバーレスのイベントバスと統合されている機能で、独自のアプリケーション、サードパーティーの SaaS アプリケーション、その他の AWS のサービス間でイベントをルーティングして、スケーラブルなイベント駆動型アプリケーションを作成できます。EventBridge イベントバスはイベントソースとイベントターゲットを分離し、チームがより独立して行動できるようにします。一方、スキーマレジストリを使用すると、公開するイベントの構造をチーム間で共有できるため、他のチームがそのイベントを組み込んだ実装を検出および作成することができます。
スキーマを自分でレジストリに追加するか、スキーマ検出機能を有効にして、イベントバスに送信されたイベントからスキーマが自動的に検出および保存されるようにすることで、スキーマレジストリによってスキーマが一元的に保存されるようにできます。コードバインディングを生成すると、好みの IDE を使用してコード検証やオートコンプリートなどの機能を活用して、コード内のオブジェクトとしてイベントを操作できます。