投稿日: Aug 1, 2023
Amazon Simple Queue Service (SQS) は、FIFO キューの高スループットモードにおけるクォータの引き上げ発表しました。これにより、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト) の各リージョンでは、API アクションごとに 1 秒あたり最大 9,000 トランザクションを処理できるようになります。アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京) の各リージョンでは、スループットクォータが API アクションごとに 1 秒あたり 4,500 トランザクションに引き上げられました。現在 SQS が一般提供されている他のすべてのリージョンについては、高スループットモードのクォータが 1 秒あたり 2,400 トランザクションに引き上げられました。
Amazon SQS は、フルマネージドメッセージキューイングサービスで、マイクロサービス、分散システム、サーバーレスアプリケーションの疎結合化とスケーリングが可能です。Amazon SQS では、標準キューとFIFO キューの 2 種類のキューを利用できます。FIFO キューでは、メッセージがその送信順序で 1 回だけ処理されます。FIFO キューの高スループットモードを使用しているお客様は、より高いレートでメッセージを送受信できるようになりました。
FIFO キューの高スループットモードの開始は簡単です。Amazon SQS コンソールに移動し、新規または既存の FIFO キューに対して高スループット FIFO オプションを有効にするだけです。SQS API を介して有効にすることもできます。
FIFO キューの高スループットモードは、Amazon SQS が利用可能なすべての商用リージョンと AWS GovCloud (米国) リージョンでご利用いただけます。Amazon SQS FIFO キューの詳細については、Amazon SQS デベロッパーガイドを参照してください。