投稿日: Sep 22, 2023
本日、AWS App Runner は Auto Scaling 構成 (ASC) 管理に関する改善を導入しました。App Runner を使用すると、デベロッパーは、インフラストラクチャを管理することなく手軽な方法で、コンテナ化されたウェブアプリケーションと API をクラウドにすばやく、大規模にデプロイできるようになります。App Runner では、サービス用にロードバランサーを管理する必要がありません。App Runner は、App Runner サービスのコンピューティングリソース (特にインスタンス) を自動的にスケールアップしたりスケールダウンしたりします。自動スケーリングは、トラフィックが多いときは十分なリクエスト処理能力を提供し、トラフィックが少ないときはコストを削減します。Auto Scaling の設定は、AutoScalingConfiguration という共有可能なリソースを通じて制御できます。
これまで、ASC のリソース管理には一定の制限がありました。例えば、既存の ASC を更新したり、デフォルトの ASC を設定したりすることはできませんでした。本日より、App Runner では既存の API に対して新しい API とパラメータが導入され、App Runner サービスと ASC をより適切に管理できるようになりました。例えば、新しい App Runner サービスを作成するときに使用するデフォルトの ASC を設定したり、既存の ASC を更新したり、ASC リソースを使用しているすべての App Runner サービスを一覧表示したりできるようになりました。
ASC は App Runner コンソールの最上位リソースになりました。コンソールの [Auto Scaling の設定] タブを開いて、Auto Scaling 構成を直接表示して管理できます。App Runner での Auto Scaling 構成の詳細については、App Runner 開発者ガイドのAuto Scaling の章を参照してください。App Runner の詳細については、製品ページを参照してください。